特許
J-GLOBAL ID:200903000614879144

触媒、その製造方法およびそれを酢酸ビニルの製造に用いる方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-164146
公開番号(公開出願番号):特開平7-144130
出願日: 1994年07月15日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】【目的】 外側層の状態で付着されたPd/K/Au、Pd/K/BaまたはPd/K/Cd担持触媒、その製造方法およびそれを、エチレン、酢酸および酸素から気相で酢酸ビニルを製造するのに用いる。【構成】 これらの触媒は、担体粒子を相応する元素の塩の溶液にて含浸処理しそして担体粒子を乾燥することによって製造され、該溶液の動力学的粘度が少なくとも0.003Pa.sでありそして含浸の際の溶液容量が担体粒子の細孔容積の80% より多くそして含浸期間およびまたこの含浸に続き乾燥を開始するまでの時間を、乾燥完了後に担体粒子の細孔容積の5% 〜80% の外側層に上記の金属の塩が存在するのに充分なほどの短く選択する。
請求項(抜粋):
多孔質担体粒子の表面にパラジウム、カリウムおよびカドミウムを有する表面含浸触媒の製造方法において、担体粒子を上記三種類の元素の各々少なくとも1種類の塩の少なくとも1種類の溶液に一回または複数回含浸しそして担体粒子を各含浸の後直ちに乾燥すること、および該溶液の動力学的粘度が少なくとも0.003Pa.sでありそして各含浸の際の溶液容量が担体粒子の細孔容積の80% より多いこと、および各含浸期間並びにこれら含浸に続く乾燥を始めるまでの時間を、最後の乾燥の終了後に担体粒子の細孔容積の5% 〜80% の外側層に上記の金属塩が存在するように短かく選択することを特徴とする、上記方法。
IPC (3件):
B01J 23/60 ,  C07C 67/055 ,  C07C 69/15

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