特許
J-GLOBAL ID:200903000616352356

圧縮動画像データの逆方向再生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 利和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-262030
公開番号(公開出願番号):特開平8-102913
出願日: 1994年09月29日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 MPEG方式の圧縮動画像データを逆方向再生する場合に、より小さい記憶容量のフレームメモリを用いて再生する方法を提供する。【構成】 MPEG方式の圧縮動画像データは、逆方向再生の場合にGOP単位で順方向再生の場合と逆の順序で入力される。その入力系列に対し、スイッチ回路8,9,5を切換え制御して、1GOPのIピクチャとPピクチャ、及び順方向で前のGOPに係るIピクチャを復号再生してフレームメモリ2aへ格納し、一方、1GOPのBピクチャは符号化データのままデータメモリ7へ格納する。そして、各メモリ7,2aのデータをFILO方式で書換えながら、データメモリ7のBピクチャを復号再生すると共に、スイッチ回路6を切換え制御して各ピクチャの再生画像データを連続的に逆方向順で出力させる。
請求項(抜粋):
圧縮動画像データであるフレーム内符号化データ(Iピクチャ)と両方向予測のフレーム間符号化データ(Bピクチャ)と前方予測のフレーム間符号化データ(Pピクチャ)を可変長復号化逆量子化逆離散コサイン変換する復号手段と、Iピクチャを前記復号手段で復号したIピクチャ再生データを記憶し、またPピクチャを前記復号手段で復号した後に後記動き補償手段で動き補償処理を行ったPピクチャ再生データを記憶する第1記憶手段と、前記復号手段が復号したPピクチャ復号データを、そのPピクチャに対して時間的に一つ前のIピクチャ又はPピクチャを再生して前記第1記憶手段に記憶せしめられているIピクチャ再生データ又はPピクチャ再生データを用いて動き補償処理を行い、また前記復号手段が復号したBピクチャ復号データを、そのBピクチャに対して時間的に一つ前及び一つ後のIピクチャ又はPピクチャを再生して前記第1記憶手段に記憶せしめられているIピクチャ再生データ又はPピクチャ再生データを用いて動き補償処理を行う動き補償手段を具備した圧縮動画像データの再生装置において、前記復号手段の前に第2記憶手段を設けておき、前記圧縮動画像データを逆方向再生する場合に、前記第1記憶手段には1GOP(Group of Picture)中のIピクチャとPピクチャの再生データと順方向で一つ前のGOPのIピクチャ再生データを、前記第2記憶手段には1GOP中のBピクチャを、それぞれFILO(First-in Last-out)方式で順次書換えながら記憶させ、前記第2記憶手段から読出したBピクチャを前記復号手段で復号し、その復号後のBピクチャ復号データに対して参照されるべきIピクチャ又はPピクチャの再生データを前記第1記憶手段から前記動き補償手段へ読出してそのBピクチャ復号データに動き補償処理を行って再生し、各ピクチャの再生データを逆再生系列で出力させることを特徴とする圧縮動画像データの逆方向再生方法。
IPC (3件):
H04N 5/937 ,  H04N 5/92 ,  H04N 7/32
FI (3件):
H04N 5/93 C ,  H04N 5/92 H ,  H04N 7/137 Z

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