特許
J-GLOBAL ID:200903000629760275

触媒劣化判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-171989
公開番号(公開出願番号):特開2005-351153
出願日: 2004年06月10日
公開日(公表日): 2005年12月22日
要約:
【課題】 内燃機関の運転状態にかかわらず触媒が劣化したか否かを精度良く判定することが可能な触媒劣化判定装置を提供すること。【解決手段】 この装置は、触媒53が新品であるとの仮定のもと内部反応による推定発熱量Qreacestを触媒流入ガスの実際の温度Tinact及び組成(空燃比)に基づいて機関の運転状態にかかわらず推定し、同反応によるガス温度増加量ΔTupを算出する。また、触媒53内部のガスから外壁53aへの熱伝達による損失熱量Qlossを推定し、同熱伝達によるガス温度減少量ΔTdownを算出する。加えて、「Toutest=Tinact+ΔTup-ΔTdown」なる式にて触媒53が新品であるとの仮定のもと推定流出ガス温度Toutestを算出する。そして、触媒53の劣化の進行につれてToutestと実流出ガス温度Toutactの差が増大することに着目し、両者間の比較結果から触媒53が劣化触媒であるか否かを判定する。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路に配設された触媒と、 前記触媒に流入するガスの実際の温度を取得する実流入ガス温度取得手段と、 前記触媒から流出するガスの実際の温度を取得する実流出ガス温度取得手段と、 を備えた排気浄化装置に適用される触媒劣化判定装置であって、 前記触媒が劣化触媒であると判定されるべき程度にまで劣化していない所定の状態にある正常触媒であると仮定した場合において同触媒の内部の反応により同触媒内部にて発生する熱量である発熱量を前記内燃機関の運転状態に基づいて推定する発熱量推定手段と、 少なくとも前記取得された実流入ガス温度と、前記推定された発熱量とに基づいて前記触媒から流出するガスの温度を推定する流出ガス温度推定手段と、 前記推定された流出ガス温度と前記取得された実流出ガス温度との比較結果に基づいて前記触媒が前記劣化触媒であるか否かを判定する劣化判定手段と、 を備えた触媒劣化判定装置。
IPC (2件):
F02D45/00 ,  F01N3/20
FI (4件):
F02D45/00 314Z ,  F02D45/00 360C ,  F02D45/00 372Z ,  F01N3/20 C
Fターム (59件):
3G091AB01 ,  3G091AB03 ,  3G091BA14 ,  3G091BA15 ,  3G091BA19 ,  3G091BA33 ,  3G091CB02 ,  3G091CB07 ,  3G091DB01 ,  3G091DB05 ,  3G091DB06 ,  3G091DB10 ,  3G091DC01 ,  3G091DC06 ,  3G091DC07 ,  3G091EA01 ,  3G091EA05 ,  3G091EA07 ,  3G091EA14 ,  3G091EA16 ,  3G091EA17 ,  3G091EA18 ,  3G091EA34 ,  3G091EA39 ,  3G091FA18 ,  3G091HA08 ,  3G091HA36 ,  3G091HA37 ,  3G384BA05 ,  3G384BA09 ,  3G384BA13 ,  3G384BA31 ,  3G384BA47 ,  3G384CA14 ,  3G384CB02 ,  3G384DA14 ,  3G384DA38 ,  3G384DA43 ,  3G384EA01 ,  3G384EA02 ,  3G384EA26 ,  3G384EB06 ,  3G384ED01 ,  3G384ED04 ,  3G384ED05 ,  3G384ED07 ,  3G384FA02Z ,  3G384FA04Z ,  3G384FA06Z ,  3G384FA28Z ,  3G384FA37Z ,  3G384FA42Z ,  3G384FA45Z ,  3G384FA46Z ,  3G384FA56Z ,  3G384FA58Z ,  3G384FA61Z ,  3G384FA79Z ,  3G384FA86Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 触媒劣化検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-163974   出願人:株式会社デンソー

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