特許
J-GLOBAL ID:200903000639958120

イメージセンサの出力レベル補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 章夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-254456
公開番号(公開出願番号):特開平8-098017
出願日: 1994年09月24日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 イメージセンサによる原稿読取り毎に全黒原稿を走査することなく経時変化のある黒レベル浮きを補正することを可能にする。【構成】 イメージセンサ11が全黒原稿を読取り走査したときの出力レベルbと入射光零において読取り走査したときの出力レベルfの差の値b-fを予め記憶する第1のメモリ15と、イメージセンサ11が入射光零において読取り走査したときの出力レベルfを記憶する第2のメモリ16とを備え、各メモリから読み出した値の加算(b-f)+fを加算器17で行ない、これをイメージセンサの画信号出力に対して差動増幅器13において演算することで、黒レベル浮きを除去することが可能となる。
請求項(抜粋):
原稿の黒白濃度に応じた電気的な画信号を出力するイメージセンサを備え、このイメージセンサにおける迷光が原因とされる出力レベルの変動を補正するための出力レベル補正装置において、前記イメージセンサが全黒原稿を読取り走査したときのイメージセンサ出力レベルと前記イメージセンサが入射光零において読取り走査したときのイメージセンサ出力レベルの差の値を予め記憶する第1のメモリと、前記イメージセンサが入射光零において読取り走査したときのイメージセンサ出力レベルを記憶する第2のメモリと、前記第1および第2のメモリに記憶された値を読み出してその加算を行う加算器と、前記イメージセンサの画信号出力と前記加算結果とを加算または減算を行うことにより黒レベル浮きを除去する演算手段とを備えることを特徴とするイメージセンサの出力レベル補正装置。

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