特許
J-GLOBAL ID:200903000640460844

長ねぎの根切り位置検出方法および根切り位置検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-099492
公開番号(公開出願番号):特開2000-287663
出願日: 1999年04月07日
公開日(公表日): 2000年10月17日
要約:
【要約】【課題】白ねぎの根切りの位置を正確に検出し得る根切り位置検出方法を提供する。【解決手段】所定径Rの一対の測定ローラ15により葉鞘部4の外径Gを測定し、茎部から根部に移動する間で、両測定ローラ間の距離が所定値Hになった位置を根切り基準位置Eとなし、この根切り基準位置から、30度で傾斜する傾斜直線J1,J2を考え、これら両直線と両測定ローラ15の移動曲線M,M′に対する偏移曲線N,N′との交点P1,P2を求めて両交点間の距離を茎部の外径Aとみなし、次に上記各外径AおよびGを所定の演算式に代入して茎部の長さBを求め、次にこれらの各値および測定ローラの中心位置を、茎部を表す楕円の式に代入して、基準位置Eから茎部中心Oまでの基準距離Cを求め、次に茎部中心Oから根切り位置Fである葉鞘部生え際までの茎部露出距離Dを、茎部外径Aに対する葉鞘部外径Gの比に基づく演算式により求める方法である。
請求項(抜粋):
長ねぎの茎部における葉鞘部の生え際を切断して根部を切除する際の根切り位置を検出する方法であって、所定外径の一対の測定ローラにより葉鞘部を挟持し茎部を経て根部まで移動させて葉鞘部の外径を測定するとともに、上記茎部から根部に移動する間に、上記一対の測定ローラ間の距離が所定値になった位置を根切り基準位置となし、次に長ねぎの中心線上の上記根切り基準位置から、中心線の両側に、それぞれ所定角度で茎部側に傾斜する傾斜直線を考えるとともに、これら各傾斜直線と両測定ローラの中心位置の移動軌跡より中心線側に所定距離だけ偏移した偏移曲線との交点を求めて、これら両交点間の距離を茎部の外径とみなし、次にこの茎部の外径および上記測定により得られた長ねぎの外径により、茎部の長軸直径である長さを求め、次に上記茎部の外径、長さ、および基準位置における測定ローラの中心位置を、茎部の中心位置を中心とする楕円の式に代入して、基準位置から茎部の中心までの基準距離を求め、次に茎部の中心から根切り位置である葉鞘部生え際までの茎部露出距離を、茎部の外径に対する葉鞘部の外径の比に基づき求めることを特徴とする長ねぎの根切り位置検出方法。
Fターム (5件):
4B061AB02 ,  4B061AB03 ,  4B061AB07 ,  4B061BA03 ,  4B061CB05

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