特許
J-GLOBAL ID:200903000644593873

支持体不織布に対するセラミックの改善された付着性を有するセラミックの柔軟な膜

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 矢野 敏雄 ,  山崎 利臣 ,  久野 琢也 ,  アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  ラインハルト・アインゼル
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-534731
公開番号(公開出願番号):特表2007-508669
出願日: 2004年08月19日
公開日(公表日): 2007年04月05日
要約:
本発明は、実施に応じてバッテリー、特にリチウムバッテリー用のセパレータとして適当である柔軟なセラミック膜並びに該膜の製造法に関する。セラミック膜又はハイブリッド膜は、既に現在達成されている柔軟性にも関わらず、折り畳んだ際にセラミック被覆が剥離する傾向にあるという欠点を有する。前記欠点は本発明による膜を用いて防止され、前記膜はポリマー不織布の上及び中に硬化されたセラミック被覆を有し、前記セラミック被覆は、種々のサイズの金属酸化物粒子の2つのフラクションから構成されており、かつ2種の異なる定着剤により構成されたネットワークによってポリマー不織布に付着している。
請求項(抜粋):
ポリマー不織布をベースとする膜であって、不織布が不織布の上及び中にセラミック被覆を有し、前記のセラミック被覆が、Al2O3、TiO2、ZrO2又はSiO2から選択された少なくとも1種の酸化物を有する、ポリマー不織布をベースとする膜において、前記被覆の中に、Al2O3、ZrO2、TiO2及び/又はSiO2から選択された酸化物の少なくとも2つのフラクションが存在しており、その際、第一のセラミックフラクションはゾルから得られ、第二のフラクションは200nm〜5μmの平均粒径を有する粒子を有し、第一のフラクションは層として第二のフラクションの粒子の上に存在しており、第一のフラクションは被覆に対して1〜30質量部の割合でセラミック被覆中に存在しており、第二のフラクションは被覆に対して5〜94質量部の割合でセラミック被覆中に存在しており、更に、ケイ素を有するネットワークが存在しており、その際、ネットワークのケイ素は酸素原子を介してセラミック被覆の酸化物に結合しており、有機基を介してポリマー不織布に結合しており、炭素原子を有する少なくとも1つの鎖を介してもう1つのケイ素に結合していることを特徴とする、ポリマー不織布をベースとする膜。
IPC (2件):
H01M 2/16 ,  H01M 10/40
FI (2件):
H01M2/16 P ,  H01M10/40 Z
Fターム (27件):
5H021BB01 ,  5H021CC02 ,  5H021EE04 ,  5H021EE06 ,  5H021EE07 ,  5H021EE08 ,  5H021EE21 ,  5H021EE22 ,  5H021HH01 ,  5H021HH03 ,  5H021HH04 ,  5H021HH06 ,  5H029AJ05 ,  5H029AJ14 ,  5H029AM03 ,  5H029AM05 ,  5H029AM07 ,  5H029CJ02 ,  5H029DJ04 ,  5H029EJ03 ,  5H029EJ04 ,  5H029EJ05 ,  5H029EJ12 ,  5H029HJ01 ,  5H029HJ05 ,  5H029HJ07 ,  5H029HJ14

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