特許
J-GLOBAL ID:200903000650638340

自動車の走行制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-215697
公開番号(公開出願番号):特開平7-069096
出願日: 1993年08月31日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】【目的】 追尾走行特性や減速走行特性を運転者の好みに応じて変更する。【構成】 自車と先行車との間の車間距離Dと、自車車速Va に設定時間T1を乗算して得た目標車間距離D0 との差である車間距離誤差ΔDを求め、ΔDに傾き値(-K,-2K)を乗算して補正速度Vc を求める。一方、Dの時間当りの変化から自車に対する先行車の相対速度Vbaを求め、VbaにVa を加えて先行車車速Vb を求める。このVb にVc を加えて目標車速V0 を得る。Va がV0 となるようスロットル制御をする。更にVa に時間T2を乗算した値から、Vbaに時間T3を乗算した値を減算して安全車間距離Ds を求め、Ds からDを減算して求めた危険距離Dd に応じたブレーキ力Fb2 を演算する。Vbaに応じたブレーキ力Fb1 とFb2 を加えたブレーキ力Fbによりブレーキをかける。K,T1,T2,T3の最大値及び最小値は特性設定部150で決め、特性変更ダイヤル151によりその中の特定の値を制御値として設定する。
請求項(抜粋):
自車の車速である自車車速を検出する車速検出手段と、自車が走行している車線と同じ車線を走行している先行車と自車との間の車間距離を検出する車間距離検出手段と、検出された自車車速に第1の設定時間を乗算して目標車間距離を演算する目標車間距離演算手段と、目標車間距離と実際の車間距離との差である車間距離誤差に傾き値を乗算して補正速度を求める補正速度演算手段と、車間距離の時間当りの変化から自車に対する先行車の相対速度を求める相対速度演算部と、自車車速に相対速度を加えて先行車車速を求める先行車車速演算部と、先行車車速に補正速度を加えて目標車速を求める目標車速演算部と、自車の車速を目標車速にするスロットル指令を出力するスロットル制御手段と、スロットル指令に応じてスロットル開度を変えるスロットル作動手段と、自車車速に第2の設定時間を乗算した値から、相対速度に第3の設定時間を乗算した値を減算して安全車間距離を求める安全車間距離演算手段と、安全車間距離から車間距離を減算して得た危険車間距離に応じたブレーキ力を演算するブレーキ力演算手段と、演算したブレーキ力を発生させるブレーキ力発生手段と、前記第1,第2,第3の設定時間及び傾き値のそれぞれの最大値と最小値を規定する特性設定手段と、最大値と最小値が規定されて範囲が特定された第1,第2,第3の設定時間の範囲及び傾き角の範囲の中から、それぞれ特定の値を任意に選んでこれを前記第1,第2,第3の設定時間及び傾き値の値として設定する特性変更手段とを有するとを特徴とする自動車の走行制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 車両用走行制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-266231   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 車両用走行制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-019329   出願人:トヨタ自動車株式会社

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