特許
J-GLOBAL ID:200903000651726455

摩擦材の成形方法及び摩擦材成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-315448
公開番号(公開出願番号):特開平9-151972
出願日: 1995年12月04日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 予備成形品を予備成形型から熱成形型に移し換える際に生地の欠損が発生することを防止すると同時に、摩擦材成形装置の構成の単純化や小型化を図る。【解決手段】 熱成形型4として、熱成形処理の際に予備成形品を収容する生地収容部が上下方向に貫通形成された中型14を有し、かつ該中型14が成形品移載位置に移動可能な分割型を使用し、予備成形を終えた予備成形型2は、予備成形品を収容した状態のまま前記成形品移載位置に移動し、該予備成形型2の他端側に空の前記中型14を重ねた状態にし、この予備成形型2の他端側に前記中型14が重なっている状態で該予備成形型2内の予備成形品を前記中型14内に押し出し、予備成形品を前記熱成形型4に移す構成からなる。
請求項(抜粋):
摩擦材母材を予備成形型を使用し所定の寸法・形状に圧縮成形する予備成形工程と、熱成形型を使用し前記予備成形工程によって形成した予備成形品に対し所定の圧力・温度による熱成形処理を行って前記予備成形品を所定の寸法・形状に本成形する熱成形工程とを具備する摩擦材の成形方法であって、前記熱成形型として、熱成形処理の際に前記予備成形品を収容保持する生地収容部が上下方向に貫通形成された中型と、該中型の上に重ねられる上型と、前記中型の下に重ねられる下型とに分割可能で、かつ前記中型を成形品移載位置に移動可能な構成の分割型を使用するとともに、前記予備成形型として、該予備成形型の一端側から押し出し部材を押し込むことで型内の予備成形品を他端側に取り出し可能な構造のものを使用し、所定の予備成形を終えた予備成形型は、前記予備成形品を収容した状態のまま前記成形品移載位置に移動し、該予備成形型の他端側に空の中型を重ねた状態にし、この予備成形型の他端側に中型が重なっている状態で該予備成形型の一端側から前記押し出し部材を予備成形型内に押し込むことによって、予備成形型内の前記予備成形品を前記中型内に押し出し、次いで、該中型を前記上型および前記下型の待機する熱成形位置に戻して所定の熱成形処理を実施することを特徴とした摩擦材の成形方法。
IPC (2件):
F16D 69/04 ,  B30B 11/00
FI (2件):
F16D 69/04 M ,  B30B 11/00 G
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • プレス装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-190671   出願人:曙ブレーキ工業株式会社
  • 特開平4-085002
  • 特開平4-085002

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