特許
J-GLOBAL ID:200903000652816792

スペクトラム拡散通信システムとその基地局

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-145898
公開番号(公開出願番号):特開平11-340947
出願日: 1998年05月27日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】 同一の周波数を共用し、互いに独立に動作するスペクトラム拡散通信システムにおいて、各システムの移動局が他のシステムに影響を与えず、かつ効率的に周波数利用できる送信電力制御を行うことを課題とする。【解決手段】 基地局では、移動局からの受信データ及び他の基地局から得られるデータを逆拡散回路23、24において測定する。受信状態測定部25では、上記測定結果から場合に応じた電力制御を行う。例えば、移動局の送信レベルが一定の範囲内であれば受信品質が一定になるように通常の電力制御を行う。また、範囲を超えて他局に影響を与えそうな場合は常に他の基地局からの受信負荷状態を監視し、受信負荷状態に余裕がなくなった場合には送信電力を小さくしたり、切断、あるいは送信ビットレートを下げるなどの処理をする。
請求項(抜粋):
同一の周波数を共用し、各セルで互いに独立に動作するスペクトラム拡散通信システムにおいて、各基地局は、送信側で自局の受信負荷状態を送信する送信手段と、受信側で各移動局と各基地局からの信号を受信する受信手段とを有し、当該受信手段の受信結果に応じて前記各移動局の送信電力を制御する電力制御手段を有し、前記移動局からの送信レベルが一定範囲内の場合は所要の受信レベルになるように送信電力を制御し、前記送信レベルが前記一定範囲外になり他の基地局に影響を与えそうな場合は他局の受信負荷状態を監視し、他のシステムに影響を与えないように制御することを特徴とするスペクトラム拡散通信システム。
IPC (2件):
H04J 13/02 ,  H04B 7/26 102
FI (2件):
H04J 13/00 F ,  H04B 7/26 102

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