特許
J-GLOBAL ID:200903000658342008

偏光分離フィルム、偏光分離フィルムの製造方法、および液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-246414
公開番号(公開出願番号):特開2007-058106
出願日: 2005年08月26日
公開日(公表日): 2007年03月08日
要約:
【課題】偏光分離性能に優れ、かつ、簡便なプロセスで製造できる偏光分離フィルム、偏光分離フィルムの製造方法、および液晶表示装置を提供する。【解決手段】表面に、互いに略平行に伸びる複数列の溝部が形成された、透明で長尺な樹脂フィルムを含んでなる基板と、基板の表面に正対した位置から見た際に、溝部を含む基板の表面の全体を覆うように形成された吸光性薄膜層とを有し、垂直断面において下記条件(1)〜(5)を満たす偏光分離フィルム。(1)0.1δ<(h0-h1)、(2)n1が2.5以上、または、k1が1.5以上、(3)溝部の傾斜を表わすパラメータθが60〜90°、(4)d<(λ0/n0)、(5)0.1d<t<0.8d。なお、h0は溝部の深さを、h1は吸光性薄膜層の厚さを、δは、計算値λ0/(2π2n12k1)1/2をそれぞれ示す。【選択図】図2
請求項(抜粋):
表面に、互いに略平行に伸びる複数列の溝部が形成された、透明で長尺な樹脂フィルムを含んでなる基板と、 この基板の表面に正対した位置から見た際に、前記溝部を含む基板の表面の全体を覆うように形成された吸光性薄膜層と、を有し、 下記条件(1)と、当該偏光分離フィルムの垂直断面において、下記の条件(2)〜(5)を満たすことを特徴とする偏光分離フィルム。 (1)n1が2.5以上、または、k1が1.5以上である。 (2)-0.1δ<(h0-h1) (ここで、h0は、基板の表面に形成された溝部の深さを示す。h1は、吸光性薄膜層の厚さを示す。δは、λ0/(2π2n12k1)1/2を示す。n1、k1は、それぞれ、吸光性薄膜層での波長λ0での複素屈折率の実部および虚部を示す。λ0は、対象となる光の真空中の波長を示す。) (3)前記溝部の側面部分に対応する直線と、前記基板表面を表す直線とがなす前記溝部側の角度の、前記溝部の高さ方向に対する平均角度θが60〜90°である。なお、平均角度θを数式で表すと下記式(A)となる。
IPC (2件):
G02B 5/30 ,  G02F 1/133
FI (2件):
G02B5/30 ,  G02F1/1335 510
Fターム (18件):
2H049BA05 ,  2H049BA45 ,  2H049BB00 ,  2H049BC08 ,  2H049BC22 ,  2H091FA08X ,  2H091FA08Z ,  2H091FA10Z ,  2H091FA31Z ,  2H091FA41Z ,  2H091FB02 ,  2H091FB08 ,  2H091FC02 ,  2H091FC19 ,  2H091FD15 ,  2H091GA16 ,  2H091LA16 ,  2H091LA30
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (1件)
  • 特開平1-314204

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