特許
J-GLOBAL ID:200903000663775257

画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲岡 耕作 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-017304
公開番号(公開出願番号):特開平11-208015
出願日: 1998年01月29日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】複数のレーザ光を用いて複数ライン分の画像を形成する場合に、簡単な構成で画像の書込開始位置を同一に調整することができる画像形成装置の提供。【解決手段】第1レーザ光の走査開始位置の方が第2レーザ光の走査開始位置よりも主走査方向下流側にあり、かつ第1レーザ光と第2レーザ光との主走査方向に関するずれ幅dhが同期検知センサの入射面の幅Dよりも短い場合に、最初に第1レーザ光のみを1回走査させ(S1)、そのときのパルス信号の出力時間を基準時間Δt1として取得する(S2)。次いで、第1レーザ光および第2レーザ光を同時に1回だけ走査させ(S3)、そのときのパルス信号の出力時間を比較対象時間Δt2として取得する(S4)。その後、基準時間Δt1と比較対象時間Δt2との差を求め、この差を、各レーザ光による画像書込タイミングを規定するための補正値Δtとする(S5)。
請求項(抜粋):
複数のレーザをそれぞれ点灯させることにより照射される複数のレーザ光を走査手段により主走査方向に沿って走査することにより、記録媒体に対して複数のレーザ光により複数ライン分の画像を1回の走査で書き込むための画像形成装置において、上記走査手段により走査される複数のレーザ光が入射する1つの入射面を有し、この入射面にいずれかのレーザ光が入射している期間中信号を出力する1つの信号出力手段と、上記複数のレーザを同時に点灯させた場合に、上記入射面に最も速く入射するレーザ光を照射する基準レーザと、上記複数のレーザのうち上記基準レーザ以外のいずれかのレーザ(以下「比較対象レーザ」という。)とを同時に点灯させた場合に、上記信号出力手段から信号が1つ出力されることを条件として、上記基準レーザだけを点灯させたときに上記信号出力手段から出力される信号の出力時間と、上記基準レーザと比較対象レーザとを同時に点灯させたときに上記信号出力手段から出力される信号の出力時間との差を補正値として求めるとともに、この補正値を求める処理をすべての比較対象レーザを対象にして行う補正値演算手段と、この補正値演算手段により求められた補正値に基づいて、上記記録媒体への画像の書込開始位置を一致させるように、上記複数のレーザから照射される複数のレーザ光による画像書込タイミングをそれぞれ制御するためのタイミング制御手段とを含むことを特徴とする画像形成装置。
引用特許:
審査官引用 (15件)
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