特許
J-GLOBAL ID:200903000666139831

切羽の安定補強工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西藤 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-118865
公開番号(公開出願番号):特開平9-303077
出願日: 1996年05月14日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】長尺のフェースボルトを用いた場合にも、フェースに穿設した孔へのフェースボルトの定着と孔周辺の地山に対する薬液の浸透固結による地山改良を同時に行うことのできる切羽の安定補強工法を提供する。【解決手段】先端部に複数の薬液吐出孔5aを穿設した中空の樹脂ボルト5を準備し、トンネル切羽のフェース2にトンネル延長方向に複数の長孔4を穿設し、各長孔4内に上記樹脂ボルト5を挿入し、各樹脂ボルト5内に遅硬性の薬液を圧入して上記薬液吐出孔5aから長孔4内に吐出させ、上記樹脂ボルト5を全長にわたり周囲の地盤や岩盤に定着させるとともに、地盤の間隙や周辺岩盤の亀裂に上記薬液を浸透させて固結領域13を形成させ、この固結領域13と上記各長孔4内の樹脂ボルト5によってトンネル切羽を補強するようにしている。
請求項(抜粋):
先端部に複数の薬液吐出口を穿設した中空な長尺ボルトを準備し、トンネル切羽の鏡面にトンネル延長方向に複数の長孔を穿設し、各長孔内に上記長尺ボルトを挿入し、各長尺ボルト内に低発泡でかつ遅硬性のシリカ-ウレタン系薬液を圧入して上記薬液吐出口から長孔内に吐出させ、上記長尺ボルトを全長にわたり周囲の地盤や岩盤に定着させるとともに、地盤の間隙や周辺岩盤の亀裂にシリカ-ウレタン系薬液を浸透させて固結領域を形成させ、この固結領域と上記各長孔内の長尺ボルトによってトンネル切羽を補強するようにしたことを特徴とする切羽の安定補強工法。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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