特許
J-GLOBAL ID:200903000673769468

帯状の或いはテープ状の材料を移送するための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-307836
公開番号(公開出願番号):特開2003-144124
出願日: 2002年10月23日
公開日(公表日): 2003年05月20日
要約:
【要約】【課題】 材料1の移送方向に対して角度をもって運動可能な引張機構8,10;8,10′;8,10′′を備えており、この引張機構を介して引張り力を形成するために材料1がその運動路から転向するように材料を案内するように構成されいて、かつ引張機構を運動させるための駆動装置12とを備えている処理装置14により、帯状の或いはテープ状の材料、特にたばこ加工産業における棒状物品のためのくるみ材料或いは被覆材料を移送するための装置および方法を提供すること。【解決手段】 駆動装置が、これが引張機構に対して、この引張機構の位置に左右されることなく実際的に一定した値に調節可能な力を及ぼすように形成されている。材料を負荷するために発生される力を転向の度合いに左右されることなく一定の値に調節する。
請求項(抜粋):
【請求項01】 材料(1)の移送方向に対して角度をもって運動可能な引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)を備えており、この引張機構を介して張力を形成するために材料(1)がその運動路から転向するように材料(1)を案内するように構成されいて、かつ引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)を運動させるための駆動装置(12)とを備えている処理装置(14)により、帯状の或いはテープ状の材料(1)、特にたばこ加工産業における棒状物品のためのくるみ材料或いは被覆材料を移送するための装置において、駆動装置(12)が、これが引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)に対して、この引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)の位置に左右されることなく実際的に一定した値に調節可能な力を及ぼすように形成されていることを特徴とする装置。【請求項02】 材料(1)内の張力を調節するための張力調節装置(2,20)を備えており、この張力調節装置(2,20)が駆動装置(12)を、引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)に対して及ぼされる力とこの引張機構(8,10;8,10′;8,10′′) の位置とが互いに無関係にそれぞれ所定の値に調節されるように、駆動装置(12)に対して制御を行うように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。【請求項03】 引張力調節装置が材料(1)内の不連続性、例えば接着位置を認知するための装置を備えており、この認知装置(2)が材料(1)内の不連続性を確認した際、引張力調節装置が駆動装置(12)により引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)に及ぼされる力を低減するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の装置。【請求項04】 駆動装置(12)により引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)に及ぼされる力を低減された値に調節する際に、張力調節装置(2,20)が引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)の位置の調節を不作動にするように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の装置。【請求項05】 材料(1)を移送するための少なくとも一つの引張ローラ対(4;16)を備えており、張力調節装置(2,20)がこれらの引張ローラ対(4;16)を引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)の位置に依存した値に調節するように構成されていることを特徴とする請求項2から4までのいずれか一つに記載の装置。【請求項06】 少なくとも二つの引張ローラ対(4;16)を備えており、張力調節装置(2,20)がこれらの引張ローラ対(4;16)の移送速度差を引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)の位置に依存した値に調節するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の装置。【請求項07】 引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)の位置の調節にの作動状態に依存して、一定の基準値を予め決定可能であることを特徴とする請求項1から6までのいずれか一つに記載の装置。【請求項08】 装置の静止状態にあって、材料(1)が張力を受けないか或いは少なくとも著しい張力を受けない静止位置に引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)が運動可能であるように構成されていることを請求項1から7までのいずれか一つに記載の装置。【請求項09】 張力調節装置が、装置が静止状態にある間、引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)が静止位置に留まるように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の装置。【請求項10】 駆動装置が電気的に作動され、駆動装置が、これが無通電状態にあって引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)を静止状態に移動させるかおよび/または静止状態に保持するように、構成されていることを特徴とする、る請求項8或いは9に記載の装置。【請求項11】 駆動装置がモーメントにより制御されかつ実際に一定した回転モーメントに調節可能な回転駆動装置(12)を備えている請求項1から10までのいずれか一つに記載の装置。【請求項12】 回転駆動装置が回転モータ(12)を備えていることを特徴とする請求項11に記載の装置。【請求項13】 引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)が旋回可能に支承されており、これらの引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)が回転駆動装置(12)によって旋回可能であることを特徴とする請求項11或いは12に記載の装置。【請求項14】 回転モータ(12)の回転軸が引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)の旋回軸と実際に面一に設けられていることを特徴とする請求項12或いは13に記載の装置。【請求項15】 引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)が回転可能なダンシングローラ(8)と旋回可能なブラケット(10;10′;10′′)を備えており、このブラケットの一方の端部が旋回可能に支承されておりかつその自由な他方の端部(10a)がダンシングローラ(8)を担持しており、回転駆動装置(12)がブラケット(10;10′;10′′)に回転モーメントを及ぼすように構成されていることを特徴とすることを特徴とする請求項11から14までのいずれか一つに記載の装置。【請求項16】 ブラケット(10;10′;10′′)がその一端で回転モータ(12)の出力軸(12a)に固定されており、かつこの回転モータ(12)の出力軸の回転軸線に対して角度をもって、特に直角に延在しているあることを特徴とする請求項14或いは15に記載の装置。【請求項17】 処理装置(14)が裁断機(22,22)を備えており、この裁断機が裁断エッジ(22a,22a′)を備え、この裁断エッジ上を引通される材料(1)との接触作用が行われるように構成されており、裁断機(22a,22a′)が、材料(1)の移送方向(A或いはA′)で見て、引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)の前方或いは後方に設けられていることを特徴とする、請求項1から16までのいずれか一つに記載の装置。【請求項18】 裁断機(22a,22a′)の作用が引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)の位置に依存して制御可能であることを特徴とする請求項17に記載の装置。【請求項19】 引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)が材料(1)が裁断機(22a,22a′)の作用外に存在している静止位置に移動可能であるように構成されていることを特徴とする請求項17或いは18に記載の装置。【請求項20】 裁断機(22)が回転可能に支承されており、裁断機(22)の回転状態が引張機構(8,10)の旋回状態に依存して制御可能であるとを特徴とする請求項17から19までのいずれか一つに記載の装置。【請求項21】 裁断機(22)の回転軸線が引張機構(8,10)の旋回軸線と本質的に面一に存在していることを特徴とする請求項20に記載の装置。【請求項22】 裁断機(22)の回転軸が本質的に裁断エッジ(22a)と面一に存在していることを特徴とする請求項21に記載の装置。【請求項23】 裁断機(22)が引張機構(8,10)上に回転強固に固定されていることを特徴とする請求項20から22までのいずれか一つに記載の装置。【請求項24】 裁断機(22)がブラケット(10)上に、特にその一端に、回転強固に固定されていることを特徴とする請求項15或いは23に記載の装置。【請求項25】 裁断機(22′)が運動可能な引張機構(8,10′′)から分離されており、装置に関しては定置して設けられていることを特徴とする請求項17から19 までのいずれか一つに記載の装置。【請求項26】 引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)の旋回位置を認知するための位置記録装置と較正装置(20)とを備えており、この較正装置が装置が作動している場合位置記録装置を較正するために引張機構(8,10;8,10′;8,10′′)を静止位置におよび完全に転向された旋回位置に旋回させるように構成されていることを特徴とする請求項1から25までのいずれか一つに記載の装置。【請求項27】 張力を形成するために材料(1)をその運動路から転向させるために、この材料(1)を移送方向に対して角度をもって負荷して行う、帯状の或いはテープ状の材料(1)、特にたばこ加工産業における棒状物品ための被覆材料或いはくるみ材料を移送するための方法おいて、材料(1)を負荷するために発生される力を転向の度合いに依存することなく一定の値に調節するか、もしくは調整することを特徴とする方法。
Fターム (3件):
4B044CB25Y ,  4B044CB26Y ,  4B044CB35Y
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • ドイツ連邦共和国特許出願公開第40 08 475号
  • ドイツ連邦共和国特許出願公開第199 28 867号
  • ドイツ連邦共和国特許出願公開第24 21 394号

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