特許
J-GLOBAL ID:200903000694254590

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-034593
公開番号(公開出願番号):特開平6-229333
出願日: 1993年01月30日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 この発明の目的は、エバポパージのオン・オフ時や冷機始動後に、補正された学習値に基づいて燃料供給量を調整し、空燃比を適正にして運転性能を向上するとともに、高地での排気有害成分の安定性を向上させることにある。【構成】 このため、この発明は、キャニスタにキャニスタ温度を検出する温度センサを設け、キャニスタ温度が所定温度未満でも学習補正量がエバポガードに達した場合にはキャニスタ温度状態に応じて設定されるパージ減量補正量によってパージ減量補正制御し、パージ減量補正量を学習させてパージ学習領域マップに記憶する際にはパージ減量補正量にキャニスタ温度状態に応じて設定される係数を加味して演算した学習値をパージ学習領域マップに記憶し、この学習値に基づいて内燃機関への燃料供給量を調整して空燃比を制御する制御手段を設けている。
請求項(抜粋):
燃料タンク内と内燃機関の吸気系の吸気通路とを連通する通気路途中に前記内燃機関停止中に前記燃料タンクで発生した蒸発燃料を吸着保持するとともに前記内燃機関運転中には新気の導入によって吸着保持した蒸発燃料を離脱して前記吸気通路に供給させるキャニスタを設け、このキャニスタと前記吸気通路間の前記通気路途中にパージバルブを設け、機関回転数と機関負荷毎に空燃比を理論空燃比とするために必要な補正量を燃料供給量の補正に使用する空燃比の学習補正量として記憶する学習分割領域マップを設け、エバポパージオン状態時には前記学習補正量が前記内燃機関のベース空燃比に対して制御できる補正範囲を設定すべく前記学習補正量にエバポガード制御を行って前記内燃機関への燃料供給量を調整して空燃比を制御する内燃機関の空燃比制御装置において、前記キャニスタにキャニスタ温度を検出する温度センサを設け、キャニスタ温度が所定温度未満でも前記学習補正量が前記エバポガードに達した場合には前記キャニスタ温度状態に応じて設定されるパージ減量補正量によってパージ減量補正制御し、このパージ減量補正量を学習させてパージ学習領域マップに記憶する際には前記パージ減量補正量に前記キャニスタ温度状態に応じて設定される係数を加味して演算した学習値を前記パージ学習領域マップに記憶し、この学習値に基づいて前記内燃機関への燃料供給量を調整して空燃比を制御する制御手段を設けたことを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 301 ,  F02D 45/00 340
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平2-067439
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-067439

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