特許
J-GLOBAL ID:200903000695816796

繊維構造体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-342577
公開番号(公開出願番号):特開平6-184898
出願日: 1992年12月22日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 優れたクッション性、優れた耐へたり性、優れた耐熱耐久性、及び着座時蒸れ難く座り心地の良いクッション材で、リサイクル可能な繊維構造体を提供する。【構成】 非弾性捲縮短繊維をマトリックスとし、密度が0.005〜0.10g/cm3 である繊維構造体において、該短繊維集合体中には、短繊維を構成するポリマ-の融点より40°C以上低い融点を有する熱可塑性エラストマーと非弾性ポリマ-とからなり、前者が少なくとも繊維表面に露出した弾性複合繊維が分散混合され、その際、該繊維構造体中には、該弾性複合繊維は大部分が立体巻縮を発現しており、該繊維同士が交叉した部分は互いに絡みあい接触部分は熱融着により熱接着された部分と該弾性複合繊維と非弾性短繊維とが交叉した部分は、該弾性複合繊維が非弾性短繊維に絡みついて、接触部分は熱融着により接着されている部分とが散在する。
請求項(抜粋):
非弾性捲縮短繊維(A)とコイル・スプリング状繊維(B)が混合されてなる繊維構造体であり、上記コイル・スプリング状繊維(B)は、潜在捲縮能の顕在化により形成されており、非弾性捲縮短繊維を形成するポリマーの融点より40°C以上低い融点を有する熱可塑性エラストマーと非弾性ポリマーからなる複合繊維であり、該複合繊維の断面形態において、上記40°C以上低い融点を有する熱可塑性エラストマーは少なくとも一部が断面外周に露出しており、構造体中の繊維(B)と繊維(B)は互いに絡み合い、接触部分は熱融着しており、繊維(A)と繊維(B)の交叉部では、繊維(B)が繊維(A)に絡み付き、その接触部分は熱融着しており、密度が0.005〜0.10g/cm3であることを特徴とする繊維構造体。
IPC (2件):
D04H 1/54 ,  B68G 1/00

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