特許
J-GLOBAL ID:200903000699872240

高温強度および被削性の優れたオーステナイト系耐熱鋳鋼およびそれからなる排気系部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大場 充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-019422
公開番号(公開出願番号):特開平7-228950
出願日: 1994年02月16日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】 高温度での強度、かつ被削性に優れたオーステナイト系耐熱鋳鋼およびそれからなるエキゾーストマニホールドやタービンハウジング等の自動車の排気系部品を得る。【構成】 オーステナイト系耐熱鋳鋼は、重量比率で、C:0.2〜0.6%,Si:2%以下,Mn:2%以下,Ni:8〜20%,Cr:15〜30%,Nb:0.2〜1%,W:1〜6%,N:0.01〜0.3%,残部:Feおよび不可避不純物,あるいはそれらにMo:0.2〜1%および/またはB:0.001〜0.05%からなる組成を有する。このオーステナイト系耐熱鋳鋼は、自動車の排気系部品に使用される。【効果】 特に900°Cを越える加熱と室温までの冷却の繰り返し熱サイクルを受けても、高温領域における強度に優れ、変形が僅かで、しかも室温延性を損なわず、かつ鋳造性、加工性に優れているので、安価に製造することがでる。そして、このようなオーステナイト系耐熱鋳鋼は、エキゾーストマニホールドやタービンハウジング等の自動車用排気系部品に好適である。
請求項(抜粋):
重量比率で、C : 0.2 〜 0.6%, Si: 2 %以下,Mn: 2 %以下,Ni: 8 〜20 %, Cr:15 〜30 %, Nb: 0.2 〜 1 %,W : 1 〜 6 %,N : 0.01 〜 0.3%,残部:Feおよび不可避不純物からなることを特徴とする高温強度および被削性の優れたオーステナイト系耐熱鋳鋼。
IPC (4件):
C22C 38/00 302 ,  C22C 38/48 ,  F01N 7/10 ,  F02B 39/00
引用特許:
審査官引用 (5件)
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