特許
J-GLOBAL ID:200903000707435289

高Crフェライト系耐熱鋼用潜弧溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 康弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-072884
公開番号(公開出願番号):特開平7-214325
出願日: 1994年03月18日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】 高強度耐熱鋼の潜弧溶接に際し、高温におけるクリープ破断強度を高めると共に溶接金属の割れを防止し、、健全な溶接金属を容易に能率良く得られることを可能とした潜弧溶接方法を提供する。【構成】 C、Si、Mn、Cr、Nb、V、N、Bの量を特定したワイヤと、CaF2 、CaOまたはMgO、Al2 O3 、SiO2 の量を特定したフラックスとを特定式により、Mo、W、Ni、CuまたはCoの少なくとも一方が特定量を満足するようにワイヤとフラックスとを組み合わせて溶接する高Crフェライト系耐熱鋼用潜弧溶接方法。
請求項(抜粋):
ワイヤは重量比で、C :0.03〜0.12%Si:0.3%以下Mn:0.3〜1.5%Cr:8〜13%Nb:0.01〜0.15%V :0.03〜0.40%N :0.01〜0.08%B :0.0010〜0.0050%を含有し、フラックスは重量比で、CaF2 :10〜30%CaOまたはMgOの少なくとも一方:10〜40%Al2 O3 :10〜40%SiO2 :5〜25%を含有し、さらにワイヤ、フラックスの少なくとも一方に、各成分元素をMとしたとき下記(1)式により重量比で、Mo:0.3〜1.6%W :0.5〜3.5%Ni:0.05〜1.2%CuまたはCoの少なくとも一方:1.0〜5.0%を含有し、ワイヤおよびフラックスの残部はFeおよび不可避的不純物であり、さらに下記(1)式によるMo、W、Ni、Cu、Co量の間に重量比で、(Mo+W)/(Ni+Cu+Co)≦1.8なる関係が成立するようにワイヤとフラックスを組み合わせ潜弧溶接することを特徴とする高Crフェライト系耐熱鋼用潜弧溶接方法。 M=ワイヤ中のM+0.7×フラックス中のM・・・・・(1)
IPC (3件):
B23K 9/18 ,  B23K 35/30 320 ,  B23K 35/362 310
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-076789
  • 特開昭62-252695
  • 特開昭55-110758

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