特許
J-GLOBAL ID:200903000713241755

限界電流式酸素センサ及び酸素検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-085802
公開番号(公開出願番号):特開平11-281611
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 被測定ガス中に含まれる腐食性ガスによる電極の劣化が少なく、長時間に亘って精度良く幅広い酸素濃度を測定することのできる限界電流式酸素センサを得る。【解決手段】 酸化物イオンと電子が同時に伝導できる混合導電性酸化物の緻密体からなる酸素拡散律速層1と酸素ガス検出を行う固体電解質ガスセンサの検出部40を有し、酸素拡散律速層1が固体電解質ガスセンサの検出部40のイオン化電極4を覆うように、もしくは、この酸素拡散律速層1がイオン化電極4を成すように構成されており、酸素拡散律速層1の単位時間当りの酸化物イオン透過量を、作動条件下で検出部40の固体電解質層の単位時間当りのイオン透過量よりも小さくなるように構成する。
請求項(抜粋):
酸化物イオン導電性の固体電解質層の両面に別個の電極を有して構成され、酸素の検出をおこなう固体電解質センサを備え、前記固体電解質センサの検出部に備えられる一方の前記電極であるイオン化電極を、被測定ガスから遮蔽状態で覆う酸素拡散律速層を備え、前記酸素拡散律速層が、酸化物イオンと電子を同時に伝導できる混合導電体から形成されるとともに、前記酸素拡散律速層の単位時間当りの酸化物イオン透過量が、作動条件下に於ける前記検出部に備えられる固体電解質層の単位時間当りのイオン透過量よりも小さく構成され、前記固体電解質センサの限界電流値を前記電極により測定可能に構成されている限界電流式酸素センサ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-024550

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