特許
J-GLOBAL ID:200903000714791473

研削装置の砥石の摩耗量検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-119198
公開番号(公開出願番号):特開平6-304865
出願日: 1993年04月21日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 砥石の摩耗量を特別な検出器を用いずに正確に決定する。【構成】 送り装置2に支持された移動体3は、モータM1の回転力を受けてZ方向へ移動する。グラインダ4の先端には砥石5が設けられている。グラインダ4を下降させ、砥石5がワーク基準面6に到達すると、グラインダ4に負荷が加わり、モータM2に接続された負荷検出器11はモータのトルク変化を検出する。この検出を受けて、CPU21は、この時の移動体3の移動量を検出信号V1から決定し、メモリ22に格納する。但し、砥石5が使い始めの時である場合には、その移動量を基準移動量として格納する。CPU21は、取り込んだ移動量Ziと基準移動量ZSとの差分を求め、当該差分が許容値内にあるかを判断する。許容値内にないと判断した場合には、砥石5は交換時期にあるものと判断し、砥石交換警告信号V3をディスプレイ装置23へ出力する。
請求項(抜粋):
砥石およびこれを駆動するモータを有するグラインダと、当該グラインダをワーク基準面の法線方向に移動可能な送り装置と、当該送り装置による前記グラインダの移動量を検出する移動量検出器とを備える研削装置の前記砥石の摩耗量を検出する装置であって、(a) 所定の基準位置から下降を開始した前記グラインダの砥石が前記ワーク基準面と接触するのを検知して検知信号を出力するワーク基準面検知器と、(b) 前記砥石が使い始めの砥石であるか否かを判定する判定手段と、(c) 前記使い始めの砥石であると判定した場合には、前記ワーク基準面検知器が検知信号を出力したときの前記グラインダの移動量を前記移動量検出器の検出信号より得て、当該移動量を基準移動量として決定する基準移動量決定手段と、(d) 前記使い始めの砥石でないと判定した場合には、前記ワーク基準面検知器が検知信号を出力したときの前記グラインダの移動量を前記移動量検出器の検出信号より得た後、当該移動量と前記基準移動量との差分を求める差分算出手段と、(e) 前記差分が所定の許容値内に属するか否かを判定し、当該許容値外であると判定した場合には摩耗過多であると判断して砥石交換の警告信号を出力する砥石交換時期決定手段とを、備えた研削装置の砥石の摩耗量検出装置。
IPC (2件):
B24B 49/10 ,  B24B 49/16

前のページに戻る