特許
J-GLOBAL ID:200903000716023422

モータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-248415
公開番号(公開出願番号):特開2008-072820
出願日: 2006年09月13日
公開日(公表日): 2008年03月27日
要約:
【課題】安価な構成の回転子位置検出器を使用して、モータの回転数が変化している場合でも高精度に回転位置を推定するとともに回転位置の誤差補正をして高精度に同期モータの制御を行なうことができるモータ制御装置を提供すること。【解決手段】加算器23は、回転子位置検出器11cからの間欠的に出力される先と次の各位置情報θhicの間の同期モータMの回転速度を推定実速度ωと推定して速度制御部19と変換部24から加算器27を介して電流制御部20に出力する。従って、同期モータMが所定の回動角と次の回動角の間を回動中にも、実際のモータの回転速度と見なせる推定実速度ωによって速度制御部19と電流制御部20は演算を行い電圧指令値Vcが算出できる。その結果、モータ制御装置11は、同期モータMの回転位置が先と次の各位置情報θhic間であっても、モータの実速度と見なせる推定実速度ωにより精度の高いモータ制御が行える。【選択図】図2
請求項(抜粋):
モータが所定の回動角回動する毎に、検出信号を出力する回転検出手段と、 前記回転検出手段から、間欠的に出力される前記検出信号が出力される毎の、その検出信号に基づいて前記モータの回転速度を算出する速度算出手段と、 外部装置からの速度指令値に基づくモータの目標回転速度と、前記速度算出手段が算出した回転速度とに基づいて、前記モータを前記目標回転速度で回転させるための制御量を算出する制御量算出手段と、 前記制御量算出手段が算出した制御量に基づいて、前記モータを駆動させる駆動手段と、 を備えるモータ制御装置において、 予め用意された複数の異なる基本指令値と、 前記複数の基本指令値の中から選択された基本指令値を積算することによって前記速度指令値に収束していく実指令値を生成し、その実指令値を前記速度指令値に替えて前記制御量算出手段に出力する実指令値算出手段と、 前記速度指令値と前記実指令値を比較し、前記モータが加減速中かどうか判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に基づいて、前記複数の基本指令値の中から1つの基本指令値を選択し前記実指令値算出手段に出力する選択手段と、 前記回転検出手段から出力された先の検出信号から次に出力される検出信号の間までの、前記モータの回転速度を推定し、推定回転速度として前記制御量算出手段に出力する推定回転速度算出手段と、 を備え、 前記推定回転速度算出手段は、 前記選択手段が選択した基本指令値に基づいて、前記先の検出信号から次に出力される検出信号の間のモータの回転速度の変動量を求め、その変動量を第1補正値として出力する第1補正値算出手段と、 前記速度算出手段が算出したモータの回転速度を前記第1補正値算出手段にて算出した第1補正値で補正し、前記推定回転速度として出力する第1補正手段と を備えたことを特徴とするモータ制御装置。
IPC (1件):
H02P 6/16
FI (1件):
H02P6/02 321N
Fターム (11件):
5H560BB04 ,  5H560BB17 ,  5H560DA02 ,  5H560DB02 ,  5H560DB20 ,  5H560EB01 ,  5H560HC00 ,  5H560RR03 ,  5H560TT11 ,  5H560TT15 ,  5H560XA04
引用特許:
出願人引用 (4件)
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