特許

J-GLOBAL ID：200903000716647043

流出油類の回収処理方法及びその装置

発明者： 傳 建順 ,  畠山 耕 ,  西村 建二
出願人/特許権者： 三菱マテリアル株式会社
代理人 (1件)： 須田 正義
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-363819
公開番号（公開出願番号）：特開2001-173930
出願日： 1999年12月22日
公開日（公表日）： 2001年06月29日
要約：

【要約】【課題】 回収した油類を燃焼させ、この燃焼エネルギーを電気エネルギーとして有効利用し得る。油類の貯蔵タンクを必要としない。迅速に流出事故現場に到着して回収作業を開始する。回収した油類をガス化させ、ガス化により生じた水素を主として含むガスを電気エネルギーとして有効利用し得る。【解決手段】 油類を回収管11により回収する回収ポンプ13と、油類と水を混合してエマルジョンを生成するミキサー16と、エマルジョンに含まれる油類を酸素雰囲気下、400〜600°C、10〜30MPaで燃焼させる反応器21と、エマルジョンを供給する第1ポンプ18と、空気を供給する第2ポンプ24と、反応器内に設けられ油類の燃焼エネルギーにより蒸気を発生させる熱交換器44と、熱交換器により発生した蒸気エネルギーにより駆動される蒸気タービン46と、蒸気タービンにより発電する発電機47とを備える。

請求項（抜粋）：

流出した油類を回収する工程と、前記回収した油類を水と所定の比率で混合してエマルジョンにする工程と、前記エマルジョンに含まれる油類を酸素雰囲気下、400〜600°Cの温度で10〜30MPaの圧力で燃焼させる工程と、前記油類の燃焼ガスの熱エネルギーにより蒸気を発生させる工程と、前記蒸気により蒸気タービンを駆動する工程と、前記蒸気タービンの駆動により発電する工程とを含む流出油類の回収処理方法。

IPC (8件)：

F23G 7/05 ZAB ,  B63B 35/32 ,  B63H 21/16 ,  B63H 21/17 ,  E02B 15/04 ,  F23K 5/12 ,  H01M 8/00 ,  H01M 8/06

FI (8件)：

F23G 7/05 ZAB M ,  B63B 35/32 B ,  B63H 21/16 ,  B63H 21/17 ,  E02B 15/04 ,  F23K 5/12 ,  H01M 8/00 Z ,  H01M 8/06 R

Fターム (10件)：

2D025BA21 ,  3K068AA11 ,  3K068AA13 ,  3K068AB03 ,  3K068AB13 ,  3K068AB21 ,  3K068CA11 ,  3K068EA01 ,  5H027BA01 ,  5H027DD00