特許
J-GLOBAL ID:200903000722843261

コンクリート基礎構築方法及びコンクリート基礎のフーチング部型枠用ケーシング並びに地中梁部型枠用パネル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 綾田 正道 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-266198
公開番号(公開出願番号):特開平7-119160
出願日: 1993年10月25日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 山留めや余掘りをすることなく、そのため工期を短縮し余分な費用等を必要としないでフーチング部や地中梁部を備えたコンクリート基礎を構築する方法の提供。【構成】 フーチング部形成用穴8に2重ケーシングを装着して外殻部5aを設け、外殻部下をアースドリル工法で掘削してアースドリル杭22cを設け、外殻部5a同士の通り位置に地中梁幅の開口を有する地中梁部型枠ガイド16をコンクリートで設け、外殻部と型枠ガイドとの間に略地中梁幅の溝27を設け、溝27内にプレキャストコンクリート板による地中梁部型枠18を設け、外殻部と地中梁部型枠とを連通する鉄筋を設けてから全体にコンクリートを打設する構成。
請求項(抜粋):
地盤面にアースドリルで所定間隔でフーチング部形成用穴を開設して外ケーシングを挿入した後、地中梁部をフーチング部内部と一体に連設させる幅であらかじめコンクリートを堰止めて開口部を開設するための開口用形枠を鉄筋に装着したカゴ状鉄筋を前記外ケーシングの内面側に沿って配筋し、前記鉄筋および開口用型枠の内側に内ケーシングを挿入して2重のケーシングによるフーチング部型枠を形成した後、該フーチング部型枠内にコンクリートを打設して前記フーチング部形成用穴の土留めを兼用するフーチング部の外殻部を形成し、前記外殻部形成後、この外殻部内から下方に杭打ち用穴をアースドリル工法で開設し鉄筋カゴを挿入してコンクリートを打設し、前記杭打ち用穴にコンクリートを余盛り分まで打設した後外殻部内に浮上してくるスライムを排除ることにより外殻部下部と連続したアースドリル杭を形成し、このアースドリル杭を形成後アースドリルケーシングおよび内外ケーシングを脱却し、前記地盤面であって前記外殻部同士の通り位置にアースドリルで地中梁部型枠ガイド形成用穴を設けて円筒状ケーシングを挿入し、コンクリートによるパネルを堰板として地中梁部の梁幅を設けて前記円筒状ケーシング内に立設し、前記円筒状ケーシングとコンクリートによるパネルとの間にコンクリートを打設して前記コンクリートによるパネルが土圧に抵抗する地中梁部型枠ガイドを形成した後円筒状ケーシングを脱却し、前記外殻部と地中梁部型枠ガイドとの間の地盤面に地中梁部形成用溝を開設し、この地中梁部形成用溝両側にコンクリートによる地中梁部型枠用パネルを立設して前記地中梁部型枠ガイドと連結することにより地中梁部型枠を形成し、この地中梁部型枠内と前記外殻部内とに連続する鉄筋を配筋した後コンクリートを打設して地中梁部とフーチング部とを形成することを特徴としたコンクリート基礎構築方法。
IPC (2件):
E02D 27/00 ,  E02D 27/01

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