特許
J-GLOBAL ID:200903000722987433

燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-297119
公開番号(公開出願番号):特開平9-137763
出願日: 1995年11月15日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 高精度の加工を伴うことなく、効率の良い旋回流の生成を可能とし、もって燃料の噴霧を促進することを可能とする。【解決手段】 燃料噴射弁11はノズル本体16を備え、同本体16内にポペット18を上下動可能に支持する。ポペット18の膨出部44は弁座45に着座可能である。ポペット18とノズル本体16との間に、連通溝49及びスワール溝50を有するスワールカラー48を設ける。スワールカラー48の上部にストッパ部材51を固定する。膨出部44の上端とストッパ部材51との間の隙間にOリング52を介装し、その隙間をシールする。従って、ポペット18が上動することにより、旋回室47と噴口46との間が連通する。この時、連通溝49、スワール溝50及び旋回室47を通って流れる燃料には旋回流が付与され、その燃料が噴口46から噴射される。
請求項(抜粋):
燃料が流れ込む旋回室及びその旋回室を通った燃料を噴射させる噴口を有する本体と、前記本体に設けられた弁室において移動可能に設けられ、前記噴口の近傍に位置する弁座から離間可能に設けられた弁体と、前記本体において前記弁室に連通可能に設けられ、燃料を貯留する燃料室と、前記本体において前記弁室の外側に設けられ、前記旋回室へ燃料を流すための燃料通路とを備え、前記弁体が前記弁座から離れたときに、前記燃料通路を通じて前記旋回室へ燃料を流すことにより、前記噴口へ流れる燃料に旋回流を付与するようにした燃料噴射弁において、前記弁室と前記燃料通路とを区画するとともに、前記弁室の内壁と前記弁体との間の隙間を所定の弾性力をもってシールするための弾性シール手段を介装したことを特徴とする燃料噴射弁。
IPC (2件):
F02M 61/18 310 ,  F02M 51/06
FI (2件):
F02M 61/18 310 C ,  F02M 51/06 T
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-162360

前のページに戻る