特許
J-GLOBAL ID:200903000725509044

ウエザストリップの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-029834
公開番号(公開出願番号):特開平8-216295
出願日: 1995年02月17日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【目的】押出成形部と型成形部と有するウエザストリップの成形に際し、形状設計を容易に行い、期待どおりのシール性の確保を可能とする。【構成】型成形部成形用の金型装置9は固定型21、可動型22、中型23及びコア24を備える。コア24に先端の尖った突起26を一体形成し該突起26をキャビティ25のうち、基底部を形成する空間部分に突出せしめる。押出成形部端部を金型装置9に対し固定し、キャビティ25内に可塑化状態にあるゴムを注入充填させる。加硫固化後、型成形部前駆体6Aをコア24とともに取り外し、取り外し部27を把持して引っ張る。このとき、型成形部前駆体6Aのうちの基底部に相応する部分のうち突起26に対応する部分は薄肉となっているため、引き裂かれて開口部分からコア24が容易に取り出され、その後開口部分の相互対向面を接合する。開口部分は極めて幅狭なので接合に際し基底部の幅が成形時の幅に対し短縮されない。
請求項(抜粋):
ほぼ直線状に形成された押出成形部(4,5)と、当該押出成形部(4,5)に対し連続的に接続成形されるとともに、少なくとも基底部(15)、シール部(16)及びこれらによって囲まれた中空部(18)を有してなる型成形部(6)とを備えたウエザストリップの製造方法であって、押出成形法により前記押出成形部(4,5)を成形する工程と、少なくとも固定型(21)、可動型(22)及び前記中空部(18)を形成するためのコア(24)を備えた金型装置(9)により前記型成形部(6)を成形するためのキャビティ(25)を形成するとともに、前記コア(24)の一部に一体形成してなる突起(26)を、前記キャビティ(25)のうち前記基底部(15)に対応する部分に突出せしめる工程と、前記押出成形部(4,5)の端面が前記キャビティ(25)に露呈するよう前記押出成形部(4,5)を前記金型装置(9)に固定する工程と、前記キャビティ(25)内に可塑化状態にあるゴム材料を注入、充填する工程と、前記材料ゴムが固化した後、前記固定型(21)に対し、前記可動型(22)を離間させるとともに、前記固化により成形された型成形部前駆体(6A)を前記コア(24)とともに前記金型装置(9)から取り外す工程と、前記型成形部前駆体(6A)のうち、前記突起(26)に対応した薄肉部分を開口せしめるとともに、該開口部分(28)から前記コア(24)を取り出す工程と、前記開口部分(28)の相互に対向する面を接合することにより、最終的に基底部(15)を形成して型成形部(6)を得る工程とを備えたことを特徴とするウエザストリップの製造方法。
IPC (5件):
B29D 31/00 ,  B29C 69/00 ,  B60R 13/06 ,  B29K 21:00 ,  B29L 31:30
FI (3件):
B29D 31/00 ,  B29C 69/00 ,  B60R 13/06

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