特許
J-GLOBAL ID:200903000727207916

繊維質帯状体を形成するための方法及びツインワイヤフォーマ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-518767
公開番号(公開出願番号):特表平8-508069
出願日: 1995年01月12日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】特に厚手の紙またはボール紙などの繊維質帯状体を繊維質懸濁液からを形成するためのツインワイヤフォーマに於いて、材料供給部(1)が、エンドレス下側ワイヤ(S1)の概ね水平な搬送路の始端部に配置され、同部分に繊維質懸濁液の流れが供給される。エンドレス上側ワイヤ(S2)が、前記材料供給部(1)に対して小さな距離を置いて、(搬送される下側ワイヤ上に位置する)懸濁液に(接触部分Kに於いて)接触するように、エンドレス上側ワイヤ(S2)のためのガイド要素(9,6,6a,9a)が配置されている。2つのワイヤ(S1,S2)が、少なくともほぼ真直であって、概ね水平なツインワイヤ領域を互いに形成する。接触部分(K)の直下流側に於いて、前記両ワイヤの内面に、帯状体の搬送方向に対して直交して延在する複数のストリップが順次配置され、これらストリップが、一方のワイヤ(S2)に対して配置された固定ストリップ(6)と、他方のワイヤ(S1)について設けられた可撓性を有するストリップ(3)とからなる。
請求項(抜粋):
特に厚手の紙またはボール紙などの繊維質帯状体を繊維質懸濁液から形成するための方法であって、 (a)材料供給部(1)をもって、懸濁液の流れを、概ね水平に搬送される連続的なエンドレス下側ワイヤ(S1)上に供給する過程と、 (b)それに対して、(同じく連続的に搬送される)エンドレスな上側ワイヤ(S2)を、(前記下側ワイヤによって搬送される)懸濁液に対して、接触領域(K)に於いて接触させる過程と、 (c)(両ワイヤ間にあって脱水されるべき)懸濁液と共に、前記両ワイヤを、少なくとも概ね真直であってほぼ水平なツインワイヤ領域に向けて送り込む過程と、 (d)前記接触領域(K)の直下流側にて懸濁液に対する脱水圧力を発生させ、前記ツインワイヤ領域に於いて、(概ね真直な搬送路に沿って搬送される)前記両ワイヤの内面に対してそれぞれ複数のストリップを、帯状体と直交するように順次配置し、一方のワイヤ(S2)に対しては、固定したストリップ(6)を配置し、他方のワイヤ(S1)に対しては個々に調節可能な力をもって当接し得る可撓性ストリップ(3)を配置することにより、ワイヤから水を除去すると共に、懸濁液に対して、複数の点に於いて剪断力を引き起こす過程とを有することを特徴とする方法。
IPC (2件):
D21F 9/02 ,  D21F 1/52
FI (2件):
D21F 9/02 A ,  D21F 1/52

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