特許
J-GLOBAL ID:200903000728468780

液晶装置および電子機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 上柳 雅誉 ,  藤綱 英吉 ,  須澤 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-363487
公開番号(公開出願番号):特開2004-110055
出願日: 2003年10月23日
公開日(公表日): 2004年04月08日
要約:
【課題】 表示のにじみ(ボケ)やコントラストの低下を改善して表示品質を向上させることができ、鮮明な表示が可能である液晶装置およびその液晶装置を備えた電子機器の提供。【解決手段】 一対の基板と液晶層と反射層と指向性前方散乱フィルムとを具備してなり、前記フィルムに対してその一面側に配置した光源から光を入射し、前記フィルムの他面側に配置した受光部において、前記フィルムを透過した全透過光のうち、拡散透過光を除いた平行線透過光を観測した際、最小透過率を示す極角方向を採光側になるように、最大透過率を示す極角方向を観察方向側になるように前記フィルムを液晶パネルに配置してなり、さらにこの指向性前方散乱フィルムは、前記最小透過率を示す方位角φ2方向と、前記基板間に印加した電圧を解除した時に前記液晶層の中央部に位置するネマチック液晶分子15aの長軸方向αが揃うように配置された液晶装置。【選択図】 図15
請求項(抜粋):
一対の基板と、これらの基板間に挟持された液晶層と、前記一方の基板の液晶層側に設けられた反射層と、前記他方の基板の液晶層側と反対側に設けられた指向性前方散乱フィルムとを具備した液晶パネルを備えてなり、前記指向性前方散乱フィルムに対してその一面側に配置した光源から光を入射し、前記指向性前方散乱フィルムの他面側に配置した受光部において、前記指向性前方散乱フィルムを透過した全透過光のうち、拡散透過光を除いた平行線透過光を観測した際、 前記指向性前方散乱フィルムの法線に対する入射光の入射角度を極角θnと定義し、前記指向性前方散乱フィルムの面内方向の入射光角度を方位角φmと定義し、平行線透過光の最大透過率をTmax(φ1,θ1)と定義し、平行線透過光の最小透過率をTmin(φ2,θ2)と定義した場合、最小透過率を示す極角と方位角の場合の入射光側を前記液晶パネルの採光側になるように、最大透過率を示す極角と方位角の場合の入射光側を前記液晶パネルの観察方向側になるように、前記指向性前方散乱フィルムを前記液晶パネルに配置してなり、 さらに前記指向性前方散乱フィルムは、該指向性前方散乱フィルムを透過した平行線透過光が最小透過率を示す方位角φ2方向と、前記基板間に印加した電圧を解除した時に前記液晶層の中央部に位置するネマチック液晶分子の長軸方向が揃うように配置され、前記液晶分子の長軸方向は前記基板間に電圧を印加した時に前記液晶分子が電界に対して応答する方向であることを特徴とする液晶装置。
IPC (3件):
G02F1/1335 ,  G02B5/00 ,  G02B5/02
FI (5件):
G02F1/1335 ,  G02F1/1335 505 ,  G02F1/1335 520 ,  G02B5/00 B ,  G02B5/02 B
Fターム (19件):
2H042AA09 ,  2H042AA15 ,  2H042AA26 ,  2H042BA01 ,  2H042BA14 ,  2H042BA20 ,  2H091FA02Y ,  2H091FA14Y ,  2H091FA31X ,  2H091FB02 ,  2H091FB13 ,  2H091FD05 ,  2H091FD07 ,  2H091HA07 ,  2H091HA10 ,  2H091KA03 ,  2H091KA05 ,  2H091LA17 ,  2H091LA18
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 液晶装置及び電子機器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-141469   出願人:セイコーエプソン株式会社
  • 反射型液晶表示素子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-324944   出願人:松下電器産業株式会社

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