特許
J-GLOBAL ID:200903000730487199

振動信号の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中前 富士男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-176988
公開番号(公開出願番号):特開2004-020424
出願日: 2002年06月18日
公開日(公表日): 2004年01月22日
要約:
【課題】SN比の悪い振動信号から正常振動成分と異常振動成分を分離して異常振動成分を抽出することが可能な振動信号の処理方法を提供する。【解決手段】原データから区分データを作成する第1工程と、各区分データから総パワー値Pを算出する第2工程と、所定の上位範囲の総パワー値Pu を求めて対応するパワースペクトルSu を特定する第3工程と、各パワースペクトルSからパワースペクトルSu を削除した残りのパワースペクトルSr から平均パワースペクトル値Sb を求める第4工程と、原データから解析データを作成してパワースペクトル値Saを算出する第5工程と、各パワースペクトル値Saと平均パワースペクトル値Sb とのパワースペクトル比の平均を求めて各解析データの代表値Pc とする第6工程と、各代表値Pc を時系列に並べて処理データを作成する第7工程とを有する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
正常振動成分と異常振動成分を含む振動信号を予め設定した計測時間にわたって採取して原データを作成し、該原データから任意の時間範囲の前記振動信号を取り出し予め設定した時間間隔で分割して区分データを作成する第1工程と、 前記各区分データに対して周波数解析を行ってパワースペクトルSを求め、該各パワースペクトルSからそれぞれ総パワー値Pを算出する第2工程と、 前記総パワー値Pの大きい方から予め設定した範囲に存在する総パワー値Pu を求め、該各総パワー値Pu に対応するパワースペクトルSu を求める第3工程と、 前記各パワースペクトルSから前記各パワースペクトルSu を削除した残りのパワースペクトルSr から平均パワースペクトル値Sb を求める第4工程と、 前記原データの一部あるいは全部を前記時間間隔で分割して解析データを作成し、該各解析データに対して周波数解析を行ってパワースペクトル値Saを算出する第5工程と、 前記各パワースペクトル値Saと前記平均パワースペクトル値Sb とのパワースペクトル比を周波数毎に求め、該パワースペクトル比の平均値を算出して前記各解析データのそれぞれの代表値Pc とする第6工程と、 前記各代表値Pc を時系列に並べて処理データとする第7工程とを有することを特徴とする振動信号の処理方法。
IPC (2件):
G01H17/00 ,  G01H3/08
FI (2件):
G01H17/00 A ,  G01H3/08
Fターム (6件):
2G064AA17 ,  2G064AB22 ,  2G064BA02 ,  2G064CC42 ,  2G064CC43 ,  2G064CC46
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開昭56-135129
  • 特開昭59-136625
  • 特開平3-221354
全件表示

前のページに戻る