特許
J-GLOBAL ID:200903000731011520

超音波振動子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-219389
公開番号(公開出願番号):特開平6-063508
出願日: 1992年08月18日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 全長を長くすることなく、振動振幅を大きくして効率の良い駆動を行うことができる、小型で出力の大きな超音波振動子を提供する。【構成】 源振動を発生する発振子2と、この発振子2の上端面と下端面とに配設された上部共振器3と下部共振器4とを締結部材5に貫通して構成されている超音波振動子1において、上記上部共振器3の周面の上部の外側近傍に、やや肉厚の短円筒体に形成された付加質量体16を別体で設け、この付加質量体16の内周面の上端部には内径方向に向かって凸部17を形成して、この凸部17により上部共振器3の周面に外径方向に向かって形成された最上部の凸部15aに接着固定するようにして、この接着固定された部分以外では上部共振器3と接触しないように構成した。
請求項(抜粋):
厚さ方向に重合され、該厚さ方向の分極領域の境界面が中心軸周りに互いに所定角度にて傾斜する第1,第2の電気-機械エネルギー変換素子と、これら第1,第2の電気-機械エネルギー変換素子を厚さ方向の端面にて互いに挟み込む複数の共振器と、上記第1,第2の電気-機械エネルギー変換素子および複数の共振器の中心を貫通し、これらを軸方向に一体に締結する締結部材と、を具備しており、上記第1,第2の電気-機械エネルギー変換素子に、互いに位相が90度程ずれた正弦波電圧をそれぞれ印加することにより、屈曲振動が中心軸を中心に回転しながら発生される超音波振動子であって、上記共振器は該超音波振動子の両端面付近となる部分で締結部材の間にて空間が設けられ、付加質量体を別体で作成し、上記共振器の端面近傍の外周に、付加質量体を固定したことを特徴とする超音波振動子。

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