特許
J-GLOBAL ID:200903000733935044

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-320625
公開番号(公開出願番号):特開平7-174086
出願日: 1993年12月20日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】【目的】 電動機の上部と吐出室を区画する隔壁の間に、高圧冷媒中に購入した潤滑油のミストを遮断して圧縮機外へ吐出させない構造を有するスクロール圧縮機を提供する。【構成】 電動機3の上部の空間に、シャフト8の上端を支承する転がり軸受17を装着し、吐出室19を区画する副軸受22を密閉容器1内に圧接して設ける。副軸受22には、転がり軸受17の近傍に電動機3の上部の空間から吐出室19に高圧冷媒を通す複数の通路孔20を設けている。シャフト8の上部に、副軸受22に近接して縁部を下方に向けた皿状の回転円板23を固着する。電動機3の上部の空間に吐き出された潤滑油のミストを含んだ高圧冷媒の大部分が、回転する回転円板23によって、遠心力により比重の大きい潤滑油を分離する。
請求項(抜粋):
密封容器内に電動機とその下方に圧縮部を配置し、同圧縮部を、渦捲状の固定スクロールと、同固定スクロールと互いに噛み合わせて複数個の圧縮室を形成する旋回スクロールと、同旋回スクロールの自転を防止するオルダムリングと、前記旋回スクロールを旋回駆動するシャフトと、同シャフトの下方に形成したクランク軸を支承するクランク軸受を有するフレームとで構成し、前記旋回スクロールの背面に旋回駆動軸を形成して前記クランク軸に設けた偏心軸受に嵌着し、前記シャフトの上端を、前記電動機の上部を同電動機側と吐出管を備えた吐出室とに区画する副軸受を設けて同副軸受に嵌着した転がり軸受で支承し、前記シャフトの上部に皿状の回転円板を設け、前記圧縮部で圧縮した高圧冷媒を前記電動機の固定子と回転子の隙間を通して同回転子の上部に導き、前記副軸受と前記回転円板の隙間から前記副軸受に形成した通路孔を通して前記吐出室に導くようにしたことを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 29/02 351

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