特許
J-GLOBAL ID:200903000737106387

産業車両用油圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松澤 統 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-241685
公開番号(公開出願番号):特開平11-060189
出願日: 1997年08月25日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 エンジン出力に見合うように、ポンプサイズを設定すれば、エンジンのローアイドル時に、エンストが生じないが、ハイアイドル時の荷役作業において作業スピードは、選定したポンプサイズで決定され、それ以上の性能アップを求めることは困難で、作業性能を競うために、ローアイドル出力に対して一杯の仕様のポンプを設定すると、ローアイドル時にエンストするという不具合が生じてくるので、エンストの生じない負荷バランスでポンプサイズを選定した産業車両でも、作業スピードを向上可能な油圧回路を提供するのが、この発明の課題である。【解決手段】 2連ポンプまたはそれ以上の多連ポンプを備えた産業車両用油圧回路において、第2ポンプ2以降のポンプ吐出側にフローデバイダ4を設け、その制御回路7の流量の設定は、エンジン3のローアイドル状態における、第2ポンプ2以降のポンプ吐出量より大きくしたものとし、その制御流量を越える油圧を逃がす余剰回路8は、第1ポンプ1の吐出側の油圧操作回路6に合流するように油圧回路を構成している。
請求項(抜粋):
2連ポンプまたはそれ以上の多連ポンプを備えた産業車両において、第2ポンプ(2) 以降のポンプ吐出側の油圧回路にフローデバイダ(4) を設け、該フローデバイダ(4) で制御される油圧回路は、エンジン(3) がローアイドル状態の時における、第2ポンプ(2) 以降の吐出量より大きく設定した制御回路(7) を形成すると共に、該フローデバイダ(4) から制御流量を越える油圧を逃がす余剰回路(8) が第1ポンプ(1) の吐出側の油圧操作回路(6) へ合流するように構成したことを特徴とする産業車両用油圧回路。
FI (2件):
B66F 9/22 W ,  B66F 9/22 X

前のページに戻る