特許
J-GLOBAL ID:200903000739524372

液垂れ防止管継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-302192
公開番号(公開出願番号):特開平5-141579
出願日: 1991年11月18日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 接続が外されたときに内部の流体が外部に垂れない管継手を提供することである。【構成】 雌ハウジング4に設けられたケーシング6を管継手内部の気密を保ったまま摺動させて、雄ハウジング3およびケーシング6先端の開口10、11を弁体16、17によって閉鎖し、流路を分離するとともに、雌ハウジング4に設けられた第1の排液穴28および第1の吸気穴29がケーシング6に設けられた第2の排液穴30および第2の吸気穴31と一致して連通する。これによって、、ケーシング6と雄ハウジング3との間に残った流体は排液穴28、30を通って排出され、吸気穴29、31からは外部の空気が吸入される。この状態で両ハウジング3、4を係合しているロック機構5が解除可能となり、これを解除して継手1、2を分離する。
請求項(抜粋):
嵌合状態に連結される雄継手および雌継手と、両者を連結状態に維持するロック機構とを有する管継手において、各継手には、その内部に摺動可能に配置されて自由状態で流路を閉鎖するとともに両継手を連結したときに相互に押圧されることにより流路を開く弁体が設けられ、前記雌継手には、前記雄継手を嵌合する雌ハウジングと、該雌ハウジングの後部に摺動可能に嵌合して前記弁体を収納するケーシングとが設けられ、雌ハウジングの側壁には、ケーシングが摺動範囲の後端にあるときに弁体の前方位置で流路に連通する第1の排液穴および第1の吸気穴が設けられ、ケーシングには、前記両弁体が流路を閉鎖するまでケーシングを後退させたときに前記第1の排液穴および第1の吸気穴にそれぞれ一致して外空間に連通する第2の排液穴および第2の吸気穴とが設けられ、雌ハウジングとケーシングとの間には、流路が接続された状態にケーシングを保持する係合機構が設けられていることを特徴とする液垂れ防止管継手。
IPC (2件):
F16L 37/32 ,  F16L 37/22

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