特許
J-GLOBAL ID:200903000744180240
内燃機関の燃料噴射制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-061391
公開番号(公開出願番号):特開平7-269404
出願日: 1994年03月30日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 燃料噴射弁の通電開始時に高速開弁用のピーク電流を供給する駆動回路を備えた燃料噴射制御装置において、ピーク電流を供給できなくなった場合に生じるエンジンストールを確実に防止できるようにする。【構成】 ディーゼルエンジンの各気筒に燃料を噴射供給する燃料噴射弁の電磁ソレノイドL1〜Lnの通電開始直後にピーク電流を供給するために、コンデンサC1に高電圧を充電する昇圧回路32と、同じく通電時に開弁保持用のホールド電流を供給するホールド電流回路34を備えた装置において、コンデンサC1の充電電圧から昇圧回路32の故障を判定し、昇圧回路32の故障時には、通電用のトランジスタTR1〜TRnの駆動時間を増加させると共に、駆動時期を早める。この結果、ピーク電流を供給できなくなっても、燃料噴射弁の開弁時間が短くなったり開弁時期が遅くなってエンジンストールが生じるのを防止できる。
請求項(抜粋):
電磁ソレノイドを備え、該電磁ソレノイドを通電することにより開弁して内燃機関に燃料を噴射供給する燃料噴射弁と、上記電磁ソレノイドの電流供給経路に直列に設けられたスイッチング素子と、該スイッチング素子のオン時に上記電磁ソレノイドにピーク電流を流して上記燃料噴射弁を速やかに開弁させるピーク電流供給手段と、上記燃料噴射弁にピーク電流を供給した後、上記電磁ソレノイドに上記ピーク電流より小さいホールド電流を流して上記燃料噴射弁の開弁状態を保持するホールド電流供給手段と、上記内燃機関の運転状態に応じて、上記電磁ソレノイドの通電時間及び通電開始時期を算出し、該算出結果に応じて上記スイッチング素子を駆動制御する制御手段と、を備えた内燃機関の燃料噴射制御装置において、上記ピーク電流供給手段が上記電磁ソレノイドにピーク電流を供給可能か否かを判定する異常判定手段と、該異常判定手段にて上記ピーク電流供給手段が上記電磁ソレノイドにピーク電流を供給できないと判断されると、上記制御手段にて算出された上記電磁ソレノイドの通電時間を所定時間増加させると共に、上記電磁ソレノイドの通電開始時期を所定時間早い時期に補正する制御量補正手段と、を設けたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
IPC (8件):
F02D 41/40
, F02D 41/04 380
, F02D 41/04 385
, F02D 41/20 380
, F02D 41/20 385
, F02D 41/22 380
, F02D 41/22
, F02D 41/22 385
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