特許
J-GLOBAL ID:200903000747545389

マンホールの転落防止構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-209243
公開番号(公開出願番号):特開2001-032311
出願日: 1999年07月23日
公開日(公表日): 2001年02月06日
要約:
【要約】【課題】 蓋装置の受枠の構造に拘わらず、またその構造を何等複雑化せしめることなく、マンホールに対して容易に付与することが出来るマンホールの転落防止構造を提供する。【解決手段】 マンホール10の開口部の周壁面を与えるマンホール側塊12の内面に、水平方向に広がるスリット47を複数設ける一方、該マンホール側塊12の内径よりも径の大きな円の周方向の一部に不連続部を有する形態の円環状形状を呈し、且つ該円環状形状の外側に複数の板状突部32を有すると共に、該円環状形状の内側に転落防止手段18を着脱可能に支持する支持部34を有し、更に、該円環状形状の径が小さくされる変形に対して復元力を発揮する弾性を備えた円環状部材20を、その円環状形状の径が小さくなるように変形させつつ、前記複数のスリット47に、前記複数の板状突部32をそれぞれ挿通して、前記マンホール側塊12の内側に取り付ける一方、前記支持部34に対して前記転落防止手段18を支持させるように構成した。
請求項(抜粋):
マンホールの開口部に、該開口部からの物体の転落を防止するための転落防止手段を、取付手段を介して着脱可能に取り付けることにより、該開口部に設置されて、該開口部を開閉可能に覆蓋する蓋装置の開蓋状態下で、該開口部からの物体の転落を防止するようにした構造にして、円筒形状を呈し、前記蓋装置が設置される前記マンホールの開口部の周壁面を与えるマンホール側塊の内面に、水平方向に広がるスリットを、該内面の周方向に間隔をおいて複数設ける一方、前記取付手段を、前記マンホール側塊の内径よりも径の大きな円の周方向の一部に不連続部を有する形態の円環状形状を呈し、且つ該円環状形状の外側に複数の板状突部を有すると共に、該円環状形状の内側に前記転落防止手段を着脱可能に支持する支持部を有し、更に、該円環状形状の径が小さくされる変形に対して復元力を発揮する弾性を備えた円環状部材を含んで構成し、該円環状部材を、その円環状形状の径が小さくなるように変形させつつ、前記マンホール側塊の内側に配置して、かかる変形に対する復元力に基づく押圧力を前記マンホール側塊の内面に作用せしめた状態で、該内面に設けられた前記複数のスリットに、前記複数の板状突部をそれぞれ挿通して、係合せしめることにより、該円環状部材を、該マンホール側塊の内側に取り付ける一方、前記支持部に対して前記転落防止手段を支持させることにより、該転落防止手段を該マンホールの開口部に着脱可能に取り付けるようにしたことを特徴とするマンホールの転落防止構造。
Fターム (1件):
2D047BA09

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