特許
J-GLOBAL ID:200903000748109582

イオン蓄積式飛行時間型質量分析計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金倉 喬二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-509922
公開番号(公開出願番号):特表2000-516762
出願日: 1997年08月11日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】リニア二次元イオンガイド(26,27,35)もしくは二次元イオン蓄積装置(26,27,35)を、イオン源(10)により生成されるイオン化化学試料(21)を分析する飛行時間型質量分析計と共に縦に並べて結合する方法と装置。
請求項(抜粋):
飛行時間型質量分析器を用いてイオン種を分析するための装置であって; イオンを飛行時間型質量分析器へ送るイオンを生成する大気圧イオン化源を有し; 前記イオンの輸送効率を高めるための二次元イオンガイドを有し、該イオンガイドは前記大気圧イオン化源と前記飛行時間型質量分析計の間で作動し、 前記イオンガイドは等間隔で平行な多重極ロッドの集合を有し、RFのみの作動モードで作動し、 前記イオンガイドは前記イオンが前記イオンガイドに入るイオン入口部と前記イオンが前記イオンガイドより出るイオン出口部を有し、前記イオン入口部に配置したイオン入口レンズと前記イオン出口部に配置したイオン出口レンズとを有し、 前記イオンガイドは前記イオン入口部が背景ガス圧が粘性流となる領域に前記イオン入口部が配置され、且つ前記イオンガイドに沿った圧力が前記イオンガイドの構造に介入することなく前記イオン出口部において分子流圧力レジームまで落ちるように位置決めされ、 前記イオンガイドは前記イオンガイド出口レンズの電圧レベルを切り換えるための高速電圧切り換え装置を用いてイオン蓄積モードで作動し、 前記イオンが質量分析されるべくパルス打ち出しされる飛行時間加速領域を有し、前記イオンは加速フィールドで前記飛行時間加速領域内でパルス化されて前記加速フィールドの方向に対し直角な前記加速領域に入射され; 前記イオンがそれらの到着時間をもとに質量分析される検出器を有し;且つ、電圧切り換え装置を同期する正確なタイミング装置を有し、該電圧切り換え装置は前記イオンガイド出口レンズおよび飛行時間加速フィールドのお互いのそれぞれの電圧レベルと電圧レベルの持続時間を決定する; ことを特徴とする。
IPC (3件):
H01J 49/40 ,  G01N 27/62 ,  H01J 49/06
FI (3件):
H01J 49/40 ,  G01N 27/62 K ,  H01J 49/06

前のページに戻る