特許
J-GLOBAL ID:200903000753221471

エンジンの燃料カット制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-146332
公開番号(公開出願番号):特開平10-339187
出願日: 1997年06月04日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 減速時に燃焼室への燃料供給を停止するエンジンの燃料カット装置において、エンジンストールを発生させることなく燃料カット領域を広くする。【解決手段】 エンジンコントローラ5により、エンジン回転数、吸入空気量、スロットルバルブ開度等に基づいて燃料噴射装置を制御し、変速機コントローラ6により、車速センサ9、シフトセレクタ11およびスロットル位置センサ10等の検出に基づいて自動クラッチ2および無段変速機3を制御する。燃料カットコントローラ12により、エンジンストールを発生しにくい通常走行状態では、低めの第1燃料カット開始および解除回転数NFS1,NFR1 に基づいて燃料カットを実行し、エンジンストールを発生しやすいレーシング時およびDレンジストール時には、高めの燃料カット開始および解除回転数NFS2,NFR2 に基づいて燃料カットを実行して、エンジンストールを発生させることなく燃料カット領域を広くする。
請求項(抜粋):
制御信号に応じて結合および離脱可能な自動クラッチを介して無段変速機に連結されたエンジンの減速時の燃焼室への燃料の供給を停止するエンジンの燃料カット制御装置であって、前記エンジンの燃焼室への燃料の供給を停止する燃料カット手段と、スロットル全閉を検出するアイドル検出手段と、車両速度を検出する車速検出手段と、前記自動クラッチの結合および離脱状態を検出するクラッチ検出手段と、エンジン回転数を検出するエンジン速度検出手段と、これらの検出手段の検出に基づいて前記燃料カット手段を作動させる燃料カットコントローラとを備え、前記燃料カットコントローラは、スロットル全閉、車両走行、クラッチ結合およびエンジン回転数が第1燃料カット開始回転数以上を検出したとき、燃料カットを開始させ、その後、スロットル開、車両停止、クラッチ離脱またはエンジン回転数が第1燃料カット解除回転数以下のいずれかを検出したとき、燃料カットを解除させ、また、スロットル全閉であって、車両走行状態またはクラッチ離脱状態で、かつ、エンジン回転数が第2燃料カット開始回転数以上であることを検出したとき、燃料カットを開始させ、その後、スロットル開またはエンジン回転数が第2燃料カット解除回転数以下を検出したとき、燃料カットを解除させ、前記第2燃料カット開始および解除回転数は、それぞれ前記第1燃料カット開始および解除回転数よりも大きいことを特徴とするエンジンの燃料カット制御装置。
IPC (4件):
F02D 29/02 341 ,  B60K 41/02 ,  F02D 29/00 ,  F02D 41/12 330
FI (4件):
F02D 29/02 341 ,  B60K 41/02 ,  F02D 29/00 G ,  F02D 41/12 330 J

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