特許
J-GLOBAL ID:200903000757211306

注射具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野沢 睦秋 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-209862
公開番号(公開出願番号):特開平5-031190
出願日: 1991年07月26日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 薬液等を封入したカートリッジを先端に注出針を有するホルダに嵌挿し、カートリッジを前進させて注出針を刺通することにより薬液等を目的物に注入可能とするカートリッジ式の注射具において、カートリッジのピストンロッドを押して注出針を刺通したとき薬液等を誤って大量に注出させることがない注射具を提供する。【構成】 ピストンロッド15を押したときピストン14がカートリッジ10の筒体11内で動くことなくピストンロッド15と筒体11とを一体に前進させる解除可能なロック機構21を設けた。筒体11の先端に注出針5を刺通したとき係合部片24を押込んでピストンロッド15に密着させることによりロック機構21を解除してピストンロッド15を押すとピストン14が筒体11内で前進駆動され薬液等を注出針5を通って注出させるようになる。
請求項(抜粋):
先端に注射針の取付け部が設けられている筒状のホルダと、尖鋭先端を前記ホルダ内に突出させて前記取付け部に固着された注出針と、所定長の筒体とその先端開口に設けた前記注出針が刺通可能な閉止部片および基端開口から所定位置に嵌込まれたピストンとこれらによって密封された薬液等とからなるカートリッジとを具え、前記カートリッジが前記ホルダに前後可動に且つ前記閉止部片を前記注出針から離した位置に嵌装された注射具において、前記ピストンは前記筒体の基端から突出したピストンロッドを具えているとともに、前記筒体は前記ホルダに最大深まで嵌挿されたとき基端がホルダに没入しない長さを有し、且つ前記ピストンが前記筒体内を前進するのを阻止する解除可能なロック機構が前記ピストンロッドに具えられていることを特徴とする注射具。

前のページに戻る