特許
J-GLOBAL ID:200903000760502460

無線パケット伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野村 泰久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-079410
公開番号(公開出願番号):特開平9-247187
出願日: 1996年03月08日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 移動局におけるパケット送信タイミング制御やパケット長の制限を排除し、基地局でのパケットの衝突を低減する。【解決手段】 基地局100の指向性アンテナ群101で基地局サービスエリア140内の移動局210、220から到来するキャリア信号を常に探索し、キャリア信号を検知した場合、その指向性アンテナ101iを用いてパケットの受信を行う。パケット受信中にパケットに含まれるフラグ部分の監視を行い、終了フラグの検出で全方位キャリア探索を再開するとともに、受信開始後一定時間経過までに開始フラグを検出しなかったパケットの受信は行わない。また、CSMA方式を採用するシステムでは基地局の指向性アンテナのビーム幅を、移動局のキャリアセンス領域よりも小さくする。
請求項(抜粋):
基地局と複数の移動局で構成され、各移動局から基地局への上りパケット伝送にランダムアクセス方式を採用した無線パケット伝送システムであって、前記基地局は、異なる指向性方向を有する複数の指向性アンテナと、基地局サービスエリア内の移動局から到来するパケットのキャリア信号を検出するキャリア検出手段と、移動局から到来するパケットのフラグ部分を検出するフラグ検出手段とを具備しており、移動局から到来するパケットを受信していない場合には、前記キャリア検出手段においてすべての指向性アンテナの出力信号から基地局サービスエリア内の移動局から到来するパケットのキャリア信号を探索するキャリア探索状態にあり、前記キャリア検出手段で前記キャリア信号を検出した場合には、前記キャリア信号を検出した1つの指向性アンテナで当該パケットを受信するとともに、前記フラグ検出手段により受信パケット内に含まれるフラグ部分を監視し、前記フラグ検出手段が終了フラグを検出したとき、または、前記キャリア検出手段がキャリア信号を検出しなくなったときに、再び前記キャリア探索状態に復帰するように構成されていることを特徴とする無線パケット伝送システム。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 7/38
FI (2件):
H04L 11/00 310 B ,  H04B 7/26 109 N
引用特許:
審査官引用 (2件)

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