特許
J-GLOBAL ID:200903000763400692

蓄熱脱臭処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤野 勝文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-200698
公開番号(公開出願番号):特開平10-043538
出願日: 1996年07月30日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 未処理排ガスを加熱して脱臭処理する排ガス処理ゾーンを挟んでその両側に蓄熱ゾーンが形成された二塔式の蓄熱脱臭処理装置で排ガスの流れ方向を反転しながら脱臭処理する場合に、排出側の蓄熱ゾーンから排出される未処理排ガスをパージしながら、排ガス発生源から送給された未処理排ガスを連続的に脱臭処理する。【解決手段】 各蓄熱ゾーン(5A, 5B)及び排ガス処理ゾーン(3)内を流れる排ガスの流れ方向を反転させたときに、排ガス発生源(2)から排出される未処理排ガスを排ガス送給ダクト(14)の各径路(15A, 15B) を介して導入側の蓄熱ゾーン(5A, 5B)に送給し、排出側となる蓄熱ゾーン(5B, 5A)内から排出される残留未処理排ガスをエアリザーバ(16)に貯留した後、排ガス送給ダクト(14)の一の径路(15A)を排ガス発生源(2)との間で遮断すると同時にエアリザーバ(16)との間を導通させ、排ガス発生源(2)及びエアリザーバ(16)の双方から排出される排ガスを導入側の蓄熱ゾーン(5A, 5B)に送給するようにした。
請求項(抜粋):
未処理排ガスを加熱して脱臭処理する排ガス処理ゾーン(3)を挟んでその両側に、蓄熱層(4A, 4B)を有する蓄熱ゾーン (5A, 5B) が形成され、一方の蓄熱ゾーン (5A, 5B) を通して排ガス処理ゾーン(3)に導入された未処理排ガスを当該処理ゾーン(3)で脱臭処理し、その処理済排ガスを他方の蓄熱ゾーン (5B, 5A) を通して外部に排出する排ガスの流れ方向を所定時間ごとに反転させて、排ガス発生源(2)から送給される未処理排ガスを連続的に脱臭処理する蓄熱脱臭処理装置において、前記各蓄熱ゾーン (5A, 5B) に未処理排ガスを交互に導入する未処理排ガス導入ダクト (10A, 10B) が所定の風量比率で排ガスを送給する二以上の径路(15A, 15B) で形成された排ガス送給ダクト(14)を介して排ガス発生源(2)に接続されると共に、排ガスの流れ方向を反転させたときに排出側となる蓄熱ゾーン(5B, 5A) から残留未処理排ガスを排出するパージダクト(18A, 18B) が当該未処理排ガスを一時的に貯留するエアリザーバ(16)を介して前記排ガス送給ダクト(14)の一の径路(15A)に接続され、当該一の径路(15A)が流路切換手段(20)を介して前記排ガス発生源(2)と前記エアリザーバ(16)に択一的に連通されるように成され、各蓄熱ゾーン(5A, 5B)及び排ガス処理ゾーン(3)内を流れる排ガスの流れ方向を反転させたときに、前記排ガス送給ダクト(14)の各径路(15A, 15B)を排ガス発生源(2)に導通させて未処理排ガスを導入側の蓄熱ゾーン(5A, 5B)に送給しながら、排出側となる蓄熱ゾーン(5B, 5A)内から排出される残留未処理排ガスをエアリザーバ(16)に貯留した後、前記流路切換手段(20)により当該エアリザーバ(16)と前記排ガス送給ダクト(14)の一の径路(15A)とを連通させるように成されたことを特徴とする蓄熱脱臭処理装置。
IPC (4件):
B01D 53/38 ,  B01D 53/74 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/86 ZAB
FI (3件):
B01D 53/34 116 H ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/36 ZAB H
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特表平4-501307
  • 特開昭52-062301
  • 特公昭63-006769
審査官引用 (2件)
  • 特表平4-501307
  • 特開昭52-062301

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