特許
J-GLOBAL ID:200903000766111250

水門や樋門の扉体手動昇降装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 ハルミ
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-160960
公開番号(公開出願番号):特開平11-006136
出願日: 1997年06月18日
公開日(公表日): 1999年01月12日
要約:
【要約】【課題】手動開閉式の水門や樋門において、従来はその開閉操作が重労働でかつ迅速な開閉も行えなかったという点を改善する。また、このことで従来は手動操作が困難であった比較的大型の水門や樋門を開閉できるようにし、特に非電化区域や電化工事の制限される区域へのこれらの水門や樋門の設置を可能とする。【解決手段】ハンドル2が取り付けられた入力軸5と、駆動軸6との間に遊星歯車装置7を設けた。この遊星歯車装置7は、太陽歯車7aが入力軸5に転動自在に取り付けられ、遊星歯車7bが入力軸5に固定された回転部材7dの一側に回転自在に支持され、リングギア7cが駆動軸6に連結固定されたものとし、太陽歯車7aには、トルクレバー8を取り付けた。また、駆動軸5には補助駆動装置を接続して設け、この補助駆動装置のモータ3を上記トルクレバー8にかかるトルクに応じて駆動制御し、駆動軸6を補助駆動するようした。
請求項(抜粋):
ハンドルが取り付けられた入力軸と、扉体の昇降装置側に連結された駆動軸との間に遊星歯車装置が設けられ、上記遊星歯車装置は、中心の太陽歯車が入力軸に転動自在に取り付けられ、太陽歯車に噛み合った遊星歯車が前記入力軸に固定された回転部材の一側に回転自在に支持され、遊星歯車に噛み合った外周のリングギアが駆動軸に連結固定されたものであり、太陽歯車には、この太陽歯車にかかるトルクに応じて左右に所定範囲回動するトルクレバーが一体的に取り付けられ、トルクレバーの近傍には、この時のトルクを電気的に計測する可変抵抗器が設けられ、一方、駆動軸には、モータを備えた補助駆動装置がこの駆動軸を回転駆動可能に係合しており、上記補助駆動装置のモータが可変抵抗器の測定値に基づき、駆動制御されることにより、ハンドルからの入力の大きさに応じて昇降装置が、補助駆動されるようになされたことを特徴とする水門や樋門の扉体手動昇降装置。
IPC (2件):
E02B 7/20 109 ,  E02B 7/36
FI (2件):
E02B 7/20 109 ,  E02B 7/36

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