特許
J-GLOBAL ID:200903000770239112

リフロー半田付け方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 石田 敬 ,  鶴田 準一 ,  辻本 重喜 ,  西山 雅也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-122129
公開番号(公開出願番号):特開2004-327816
出願日: 2003年04月25日
公開日(公表日): 2004年11月18日
要約:
【課題】リフロー半田付けを単一の容器内で、単一の熱媒体を使用して、一定の温度の下で行うことにより、ワークの過熱と半田付け不良を防止する。【解決手段】密閉可能な処理槽21の中層部分にワーク15を支持し、下層部分に熱媒体を溜めて加熱ヒーター24によって加熱することにより沸騰蒸発させて、蒸気によってワーク15を加熱する。蒸気は処理槽21内の上層部分に設けられた冷却器25によって冷却されて凝縮し、下層部分へ戻って再び加熱される。例えば真空ポンプ31を選択的に作動させることによって、処理槽21内の圧力が少なくとも2段階に変化される。まず、所定の低圧とすることにより、その圧力に対応する低い沸点温度に調整された蒸気がワーク15へ供給されて予熱が行われる。次に、処理槽21内を所定の高圧とすることにより、その圧力に対応する高い沸点温度に調整された蒸気が供給されてリフロー半田付けが行われる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
リフロー半田付けを行うべきワークを密閉可能な処理槽内の中層部分へ供給して支持する段階と、前記処理槽を密閉する段階と、前記処理槽内の圧力を相対的に低い少なくとも一つの値に調整する段階と、その圧力状態において前記処理槽の下層部分に溜まっている液体状の熱媒体を沸点温度まで加熱することによって発生する蒸気により前記ワークを予熱する段階と、前記処理槽の上層部分において前記熱媒体の蒸気を継続的に冷却することによって凝縮させて前記下層部分へ戻す段階と、前記ワークの予熱が終わった後に前記処理槽内の圧力を相対的に高い一定の値まで上昇させてその圧力を維持する段階と、その圧力状態において前記処理槽の前記下層部分に溜まっている前記熱媒体を沸点温度まで加熱することによって発生する蒸気により前記ワークをリフロー半田付け温度まで加熱することによってその温度を一定に維持する段階と、それによって前記ワークに付着している半田蝋を溶融させてリフロー半田付けを行う段階と、前記ワークを冷却して前記半田蝋を凝固させる段階と、前記処理槽を開放して半田付けの終わった前記ワークを取り出す段階とからなるリフロー半田付け方法。
IPC (3件):
H05K3/34 ,  B23K1/008 ,  B23K31/02
FI (5件):
H05K3/34 507C ,  H05K3/34 507F ,  H05K3/34 507K ,  B23K1/008 B ,  B23K31/02 310C
Fターム (9件):
5E319AA03 ,  5E319AA06 ,  5E319AB05 ,  5E319AC01 ,  5E319BB01 ,  5E319CC35 ,  5E319CD31 ,  5E319CD35 ,  5E319GG15
引用特許:
審査官引用 (13件)
  • 特開昭63-184393
  • 特開平1-166881
  • 特開昭56-019973
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