特許
J-GLOBAL ID:200903000771619989

自動変速機の摩擦係合装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-193327
公開番号(公開出願番号):特開平5-039866
出願日: 1991年08月02日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】複数の摩擦係合装置が半径方向に配置されている自動変速機において、内周側の摩擦係合装置の係合、解放によらず外周側に位置する摩擦係合装置は潤滑され、必要以上の潤滑油が供給されるとその潤滑油により引きずりトルクが発生して動力伝達ロスが発生する。本発明の目的は、内周側の摩擦係合装置の係合状態によって外周側の摩擦係合装置の潤滑を変えることによって必要以上の潤滑が行われないようにすることである。【構成】内周側のクラッチのクラッチドラムには外周側のクラッチと軸方向同位置及びずらした位置に第3貫通孔43と第七貫通孔47を設けている。ピストン部材28は内周側の第2クラッチ27を係合したり解放したりする。ピストン部材28は第2クラッチ27を係合させたときには第7貫通孔47と、解放させたときには第3貫通孔43と一致する第2貫通孔42を有する。
請求項(抜粋):
複数の摩擦係合装置が半径方向に配置されており、外周側の摩擦係合装置が開放しているときに、内周側の摩擦係合装置が係合と開放に切り替わる状態を持つ自動変速機の摩擦係合装置において、外周側の摩擦係合装置の内周側にはクラッチドラムと、前記クラッチドラムは、内部に内周側の摩擦係合装置が設けられるとともに、外周側の摩擦係合装置と軸方向に同一位置に半径方向に貫通して設けられた第1油路と、軸方向にずらした位置に半径方向に貫通して設けられた第2油路が設けられ、そのクラッチドラム内には内周側の摩擦係合装置と、この内周側の摩擦係合装置を係合および開放するピストンが設けられ、前記ピストンは内周側の摩擦係合装置の係合と開放に応じて前記クラッチドラムに設けられた第1油路あるいは、第2油路のどちらか一方に対応する位置に半径方向に貫通して設けられた第3油路を有することを特徴とする摩擦係合装置。
IPC (3件):
F16H 63/30 ,  F16H 3/62 ,  F16H 57/04

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