特許
J-GLOBAL ID:200903000780016049

ガス充填ボンベを内蔵した熱効率のよい携帯ガスコンロ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-344421
公開番号(公開出願番号):特開平10-148336
出願日: 1996年11月18日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、本体外部に燃料ガスボンベを設けていない携帯ガスボンベに係り、その課題とするところは、コンパクトで軽量であるにも関わらず、据え付けが安定で、しかも高い加熱効率を有するセラミック携帯ガスコンロを提供することにある。【解決手段】上記課題を解決するために本発明は、凹状円板より成るコンロ本体の内側周縁に円形ガスボンベを、その中央部に蜂の巣状の多数の細孔を有するセラミック火口を夫々装着し、前者のガス放出弁を後者のガス導入菅に連結すると供に、前記蜂の巣状セラミック火口の近辺に、圧電点火スイッチ棒部を設け、此の点火棒部のプッシュボタンを前記凹状円板外に突出させ、此の突出部を押圧する事で前記セラミック火口が点火するように構成すると供に、前記円形ガスボンベ管への燃焼ガス補給を、その一端に設けられたガス充填ノズル注入孔に、カセットボンベを連結して行う様に構成した事を特徴としている。
請求項1:
本体となる凹状円板(1)の底面にゴム足部(2)を取り付け、凹状円板(1)の内部に円形ガスボンベ管(3)をガスボンベ押止ピン(4)で固定し、円形ガスボンベ管(3)の片方の管端の側面にガス充填ノズル注入口(5)を取り付け凹状円板(1)の側壁に穴をあけて側面に出るようにし、円形ガスボンベ管(3)のもう片方の管端にガス放出弁(6)を取り付けて凹状円板(1)側壁を縦に長方形状に欠切しガス放出量調節レバー(7)が外部に出るように取り付ける、ガス放出量調節レバー(7)の前部で凹状円板(1)の側壁を鍵状に欠切しガス放出開閉レバー(8)が外部に出るように取り付ける、凹状円板(1)の中心にガス燃焼管(9)を取り付け、ガス燃焼管(9)の下部にガス導入管(10)を取り付ける、ガス導入管(10)の前部に凹状の板で面壁に穴があく空気吸入支持板(11)を取り付け、その一方の穴にガス導入管(10)を支持するように挿着し、もう一方の穴にガス放出ノズル(12)を挿入して円形ピン(13)で係着する、ガス放出ノズル(12)にビニールパイプ(14)の一端を挿入し、もう一端をガス放出弁(6)に挿入してビニールパイプ(14)の両端を針金ピン(15)で締着する、ガス燃焼管(9)の内部上方に蜂の巣状セラミック火口(16)を挿入し上部に火口止め金リング(17)を冠着する、蜂の巣状セラミック火口(16)に近接して圧電点火棒部(18)を取り付け、圧電点火棒部(18)の下部からリード線(19)を通し、ガス充填ノズル注入口(5)とガス放出開閉レバー(8)との間に圧電点火スイッチ部(20)を取り付け、圧電点火棒部(18)からのリード線(19)と接続し、凹状円板(1)の側壁を角形に欠切して圧電点火スイッチ部(20)にプッシュボタン(21)を外部に出るように嵌着し、凹状円板(1)の上部を五徳状上部カバー(22)で冠着するようにしたカセットガスボンベでガス充填ができ赤外線により加熱効率を高めた携帯ガスコンロ。

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