特許
J-GLOBAL ID:200903000780213014

耐サワー性の優れた薄手高強度鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-043813
公開番号(公開出願番号):特開平6-256842
出願日: 1993年03月04日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】【目的】 本発明は耐サワー性の優れたAPI規格5L-X60以上の高強度を有する薄手鋼管用鋼板の低コストな製造方法を提供するものである。【構成】 耐サワー用に成分設計された鋼を、1050〜1300°Cの温度範囲に加熱し、1000°C以下の累積圧下量を60%以上とし、かつ圧延最終5パスにおいて1パス当たりの圧下率が15%以上の圧下を3回以上行い、980°C以下で圧延を終了した後、Ar3 以上の温度から冷却速度3〜40°C/秒で350〜600°Cまで水冷、その後放冷することを特徴とする耐サワー性の優れた薄手高強度鋼板の製造方法。
請求項(抜粋):
重量%でC :0.02〜0.10%Si:0.5%以下Mn:0.8〜1.5%P :0.010%以下S :0.001%以下Al:0.05%以下Ti:0.005〜0.03%Nb:0.01〜0.08%Ca:0.001〜0.005%N :0.001〜0.005%O :0.0025%以下を含有し、かつ1.0≦〔Ca〕(1-124〔O〕)/1.25〔S〕≦7.0残部が鉄及び不可避的不純物からなる鋼を、1050〜1300°Cの温度範囲に加熱し、1000°C以下の累積圧下量を60%以上とし、かつ圧延最終5パスにおいて1パス当たりの圧下率が15%以上の圧下を3回以上行い、980°C以下で圧延を終了した後、Ar3 以上の温度から冷却速度3〜40°C/秒で350〜600°Cまで水冷、その後放冷することを特徴とする耐サワー性の優れた薄手高強度鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
引用特許:
審査官引用 (4件)
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