特許
J-GLOBAL ID:200903000781807864

復水器の防汚・防食装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 辰雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-198140
公開番号(公開出願番号):特開2000-017629
出願日: 1998年06月30日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】【課題】 海水を冷却水として使用するチタン製熱交換器に付着する海生生物を駆除し、付着を抑制する防汚と該熱交換器缶体と金属的に接続する海水導水管の局部的腐食防止を同時に成就させるための装置を提供する。【解決手段】 海水に接するチタン基材面を活性化処理したチタン製復水器のチタン材を陽極とし、該復水器の水室内に設けた陰極と照合電極および防汚用定電位制御式電極装置により、該陽極電位を海水中で塩素の発生を抑制し、酸素を発生させる電位にコントロールする事によって、該チタン材の表面の海生生物の付着を抑制または防止する手段、および該復水器と電気的に導通状態にある海水導水管内に別途設置した陽極と照合電極および防食用定電位制御式電極装置により、該海水導水管の電位を防食範囲にコントロールする事によって、海水導水管の局部腐食を抑制する手段を有することを特徴とする復水器の防汚・防食装置。
請求項(抜粋):
海水に接するチタン基材面を活性化処理したチタン製復水器のチタン材を陽極とし、該復水器の水室内に設けた陰極と照合電極および防汚用定電位制御式電極装置により、該陽極電位を海水中で塩素の発生を抑制し、かつ酸素を発生させる電位にコントロールする事によって、該チタン材の表面の海生生物の付着を抑制または防止する手段、および該復水器と電気的に導通状態にある海水導水管内に別途設置した陽極と照合電極および防食用定電位制御式電極装置により、該海水導水管の電位を防食範囲にコントロールする事によって、海水導水管の局部腐食を抑制する手段を有することを特徴とする復水器の防汚・防食装置。

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