特許
J-GLOBAL ID:200903000783480706

バス調停システム、バス調停装置、及びブリッジ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小谷 悦司 ,  伊藤 孝夫 ,  樋口 次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-271062
公開番号(公開出願番号):特開2006-085537
出願日: 2004年09月17日
公開日(公表日): 2006年03月30日
要約:
【課題】 複数のバスを介したバススレーブへのアクセスであっても単一のバスを介したアクセスと同様な待ち時間でバスを獲得することのできるバス調停システムを提供することを目的とする。【解決手段】 バスB2に接続されている複数のバスマスタ5,6のいずれかにバスB2の使用権を割り当てるバスアービタ8に、バスB2をバスB1と接続するブリッジ5がバスマスタとしてバスB2の使用要求を発生する場合に、そのデータ転送の優先度と、そのデータ転送についてバスB1の使用権を獲得するまでに要した時間とによる優先情報を取得する初期値設定部82と、初期値設定部82により取得された、前記データ転送の前記優先情報と、バスB2の使用を要求している他のバスマスタ6からのデータ転送の優先度とを比較して、複数のバスマスタ5,6から1のバスマスタを選択しこのバスマスタにバスB2の使用を許可する許可手段とを備える。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
第1のバスに接続されたバスマスタと第2のバスに接続されたバススレーブとの間のデータ転送に対してバスの調停を行うバス調停システムにおいて、 第1のバスに接続された複数のバスマスタのいずれかに第1のバスの使用権を割り当てる第1のバス調停装置は、 第1のバスに接続されている複数のバスマスタのいずれかに第1のバスの使用権を割り当てたときに、そのデータ転送の優先度を示す情報と、そのデータ転送について第1のバスの使用権を獲得するのに要した時間の情報とによって作成される優先情報を、第1のバスと他のバスとを接続するための第1のバスに接続されたブリッジ装置に送信する送信手段を備え、 第2のバスに接続された複数のバスマスタのいずれかに第2のバスの使用権を割り当てる第2のバス調停装置は、 第2のバスと他のバスとを接続するための第2のバスに接続されたブリッジ装置がバスマスタとして第2のバスの使用要求を発生する場合に、そのデータ転送の優先度を示す情報と、そのデータ転送について前記他のバスの使用権を獲得するまでに要した時間の情報とによって作成される優先情報を前記ブリッジ装置から受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された、前記データ転送の前記優先情報と、第2のバスの使用を要求している第2のバスに接続された他のバスマスタからのデータ転送の前記優先度を示す情報とを比較して、前記ブリッジ装置を含む複数のバスマスタから1のバスマスタを選択しこのバスマスタに前記バスの使用を許可する許可手段と を備えるバス調停システム。
IPC (2件):
G06F 13/362 ,  G06F 13/36
FI (2件):
G06F13/362 510H ,  G06F13/36 310E
Fターム (2件):
5B061BB08 ,  5B061BC06
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平3-263158号公報
  • 特開平3-053362
  • 特開平3-263158
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審査官引用 (2件)
  • 特開平3-053362
  • 特開平3-263158

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