特許
J-GLOBAL ID:200903000783602755

多頭形刺繍ミシン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-249120
公開番号(公開出願番号):特開平6-101156
出願日: 1992年09月18日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 多頭形刺繍ミシンにおいて、糸切れの発生に伴う作業効率の悪化を極力抑えつつも、糸切れの発生に伴う刺繍の品質低下を極力防止する。【構成】 糸切れセンサにより糸切れが検出されると、制御装置により糸切れが発生したミシン頭部の駆動のみを停止させ、そのミシン頭部における刺繍データ中の糸切れ発生位置がRAMに記憶される。また、糸切れしなかったたのミシン頭部は色換え時(針棒切換え時)まで引き続いて駆動される。そして、針棒切換え時には、他のミシン頭部の駆動も一時停止され(S20)、糸切れが発生したミシン頭部に対して糸切れ発生時から針棒切換え時までの刺繍動作が実行され(S21)、この補修動作が終了した後、糸切れしなかった他のミシン頭部も駆動されて(S23)、針棒切換え時からの刺繍動作が再開される。
請求項(抜粋):
複数本の針棒を有し、そのうち一つの針棒を選択的に上下動させる複数個のミシン頭部を備えると共に、加工布を保持する移動枠を移動させる移動機構を備え、刺繍データに基づいて前記移動枠を移動させつつ前記各ミシン頭部を駆動させて刺繍形成動作を実行するようにしたものにおいて、前記各ミシン頭部における糸切れを検出する検出手段と、糸切れが発生したミシン頭部の駆動を停止する停止手段と、糸切れが発生したミシン頭部において刺繍データ中のどの位置で糸切れが発生したかを記憶する記憶手段と、前記停止手段により糸切れが発生してミシン頭部の駆動が停止されている状態で、各ミシン頭部を停止しても刺繍品質が低下しない場合には、糸切れが発生しなかった他のミシン頭部の駆動を一時停止させておく一時停止手段と、この一時停止手段による他のミシン頭部の一時停止中に、糸切れが発生したミシン頭部に対する糸切れ発生から前記一時停止までの刺繍形成動作を実行する補修手段と、この補修手段による補修が終了した後、前記他のミシン頭部を駆動させて刺繍形成動作を続行させる刺繍形成動作続行手段とを具備することを特徴とする多頭形刺繍ミシン。
IPC (2件):
D05C 11/14 ,  D05B 51/00

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