特許
J-GLOBAL ID:200903000786553321

直線縫いの針位置調節機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-227486
公開番号(公開出願番号):特開平6-071068
出願日: 1992年08月26日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 ジグザグミシンにおいて、簡単な機構により直線縫い時の針位置を所望の位置に変更できる。【構成】 ジグザグ縫いの振幅調節を行う機構と、模様カム1に当接してジグザグ縫いを発生させる接触子3を固定して直線縫いを行う機構を備え、直線縫い時においてジグザグ縫いの振幅調節ダイヤル13を回して、調節ピン37を長孔31内の所望の位置に移動させることにより、ジグザグ縫いの最大振幅の範囲内で任意の針位置に設定できる。
請求項(抜粋):
一端に模様カムとの接触により揺動する接触子と連結され、該接触子に連動する第一連桿と、一端がミシン本体に揺動リンク軸を介して揺動可能に軸支され、他端が第一連結軸にて前記第一連桿の他端と揺動可能に連結され、前記第一連結軸に相対する位置から前記揺動リンク軸に相対する位置にかけて設けられたカム面を有する揺動リンクと、一端には針棒台軸を中心として揺動する針棒台が第二連結軸にて揺動可能に連結され、前記カム面に摺動可能に係合された調節ピンを有し、振幅調節ダイヤルと連結される第二連桿と、を備えたジグザグミシンであって、前記第一連桿の揺動を停止させる第一連桿停止手段を有し、前記カム面を、前記第一連桿停止手段により前記第一連桿の揺動を停止した状態にて、針が最も左に位置したときの前記針棒台の前記第二連結軸を中心として前記調節ピンを仮想的に円運動させたときの軌跡である円周上の任意の一点から、針が最も右に位置したときの前記針棒台の前記第二連結軸を中心として前記調節ピンを仮想的に円運動させたときの軌跡である円周上の任意の一点にわたって配置することにより、前記第一連桿停止手段により第一連桿の揺動を停止した状態にて、前記振幅調節ダイヤルを操作して針位置を任意に調節できることを特徴とする直線縫いの針位置調節機構。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭56-031997
  • 特公昭60-016266

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