特許
J-GLOBAL ID:200903000789667387

エコーキャンセラ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-120572
公開番号(公開出願番号):特開平10-313269
出願日: 1997年05月12日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 適応フィルタ手段を初期化させた際におけるタップ係数のエコーパス特性への収束を高速にする。【解決手段】 本発明のエコーキャンセラ装置は、通常動作時において当該エコーキャンセラ装置の初期化が必要かを監視し、必要な場合に初期動作を指令する初期動作制御手段と、適応フィルタ手段のタップ係数長を複数に分割した小区間毎に、その小区間でのタップ係数の初期値候補を格納している初期値データ格納手段とを備えている。また、初期動作時に、各小区間毎に、最適なタップ係数の初期値候補を定め、各小区間での最適なタップ係数の初期値候補を組み合わせたタップ係数を上記適応フィルタ手段に設定させて通常動作に移行させるタップ係数初期値決定手段を備えている。
請求項(抜粋):
エコーパスの伝達特性に対応してタップ係数を適応的に更新しながらエコーレプリカ信号を形成する適応フィルタ手段を備え、近端入力信号からエコーレプリカ信号を減算することにより、近端入力信号に含まれているエコー成分を除去するエコーキャンセラ装置において、通常動作時において当該エコーキャンセラ装置の初期化が必要かを監視し、必要な場合に初期動作を指令する初期動作制御手段と、上記適応フィルタ手段のタップ係数長を複数に分割した小区間毎に、その小区間でのタップ係数の初期値候補を格納している初期値データ格納手段と、初期動作時に、各小区間毎に、最適なタップ係数の初期値候補を定め、各小区間での最適なタップ係数の初期値候補を組み合わせたタップ係数を上記適応フィルタ手段に設定させて通常動作に移行させるタップ係数初期値決定手段とを有することを特徴としたエコーキャンセラ装置。
IPC (2件):
H04B 3/23 ,  H04M 1/60
FI (2件):
H04B 3/23 ,  H04M 1/60 C

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