特許
J-GLOBAL ID:200903000790096490

重金属汚染土壌の浄化方法及び浄化用電解槽

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 正緒
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-062412
公開番号(公開出願番号):特開平11-253924
出願日: 1998年03月13日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 溶媒抽出処理した重金属汚染土壌を、脱水処理せずにそのまま電気化学的処理を行い、高い処理効率で経済的に重金属を除去して、汚染土壌を浄化修復する。【解決手段】 酸性溶媒で溶媒抽出処理した汚染土壌を電解槽1内に配置した濾過材2内に入れ、電解槽1の下側に配置した陰極電極3aを濾過材2で汚染土壌から分離して陰極部を形成し、汚染土壌中の土壌粒子を沈降させ且つ水分を濾過材2から陰極部3内に流入させると共に、陰極部3内の水を排出しながら、陰極電極3aと陽極電極4aの間に直流電圧を印加して電気化学的処理を行う。
請求項(抜粋):
掘削した汚染土壌に酸性溶媒を混合して、重金属を溶媒抽出する第1工程と、溶媒抽出処理後の汚染土壌を入れた電解槽内に配置した陰極電極と陽極電極の間に直流電圧を印加して、電気化学的作用により重金属等のイオンを移動させて回収する第2工程とからなり、該第2工程の電解槽内に前記溶媒抽出処理後の汚染土壌を入れる濾過材を配置し、電解槽の下側に配置した陰極電極を該濾過材で汚染土壌から分離して陰極部を形成し、前記汚染土壌中の土壌粒子を沈降させ且つ水分を濾過材から陰極部内に流入させると共に、陰極部内の水を排出しながら、陰極電極と陽極電極の間に直流電圧を印加することを特徴とする重金属汚染土壌の浄化方法。

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