特許
J-GLOBAL ID:200903000793951847

超小型動圧軸受スピンドルモータ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-103528
公開番号(公開出願番号):特開平11-285201
出願日: 1998年03月30日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 動圧軸受を用いた従来のスピンドルモータの構造は、ジャーナル軸受けのほかにスラスト軸受けを有し、有鉄心コイルを用いているため、超小形化と更に低消費電力化、回転精度の向上が図れなかった。【解決手段】 回転子100には、ヘリングボーン溝が形成された回転軸101と係合するスリーブ102の軸方向の中央部外周に厚み方向に着磁されたリング状永久磁石105が配設され、リング状永久磁石105の上下面には、スリーブ102と嵌装するように軸方向に円筒状上、下ヨーク103a、104aを有する一対の円板状上、下ヨーク103、104が構成され、リング状永久磁石105と円板状上、下ヨーク103、104間に形成された空間に、複数群の電機子駆動コイルである第1のコイル群107、第2のコイル群108を配設したことにより、スリーブ102は磁気的に軸方向が保持されてスラスト軸受が不要となる。
請求項(抜粋):
ハウジングに固定された回転軸と、該回転軸と潤滑剤が充填されている空隔を介して回転自在に係合するスリーブと、前記回転軸の外周部または前記スリーブの内周部のいずれかにヘリングボーン溝が形成された動圧軸受を有し、前記スリーブに保持された永久磁石回転子が前記ハウジングに固定された複数群の電機子駆動コイルと磁気的に係合するように配設されたスピンドルモータにおいて、磁性材料からなる回転軸の一対の両端部に径大部を設け、該径大部と回転自在に係合する円筒状の非磁性材料からなるスリーブの軸方向の中央部外周に厚み方向に着磁されたリング状永久磁石を配設し、前記永久磁石の上下面に、前記スリーブと嵌装するように軸方向に円筒状ヨークを有する一対の磁性材料からなる円板状ヨークを設け、前記永久磁石と前記一対の円板状ヨーク間に形成された空隙に複数群の電機子駆動コイルををほぼ平行に配設して前記ハウジングに固定して、前記リング状永久磁石の磁束が前記一対の円板状ヨーク間に形成された空隙を有する磁気回路と、前記一対の円筒状ヨークと前記空隙を介して回転軸とに形成された磁気回路とに分流するように構成し、前記スリーブが軸方向に磁気的に保持されたことを特徴とする超小型動圧軸受スピンドルモータ。
IPC (5件):
H02K 7/09 ,  G11B 19/20 ,  H02K 5/16 ,  H02K 7/06 ,  F16C 17/02
FI (6件):
H02K 7/09 ,  G11B 19/20 D ,  G11B 19/20 E ,  H02K 5/16 Z ,  H02K 7/06 A ,  F16C 17/02 A

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